12/29(金)、本校グラウンドに初芝富田林高校・FCボランチ大阪をお招きして、合同練習試合を行いました。
ボランチ大阪さんは、昨日に引き続き2日連続で来ていただきました。
3チームで25分のゲームを6本、各チーム4本ずつ試合を行いました。
対：初芝富田林
（白：上宮太子、エンジ：初芝富田林）
結果：5-1（1-1、4-0）※25分×2
1本目は中盤での攻防が多く、相手のプレッシャーをそのまま受けてミスをしてしまうことが増えていました。相手のロングボールへの対応が悪く、浮き球を相手に先に触られてしまうことが目立ちました。DFと中盤の連携もうまくかみ合わず、ちょっとした判断ミスからの失点となってしまいました。攻撃面では球離れが悪く、ボールを受けてもらってしまう選手が多かったと思います。中盤の選手が前線やDFラインの裏に抜け出す動きが見られましたが、コミュニケーションも含め、連携がうまくとれていませんでした。
2本目は優位にボールをキープすることができ、ほぼ相手陣内でプレーすることができました。1本目に比べて球離れが非常に良く、ボールも人も動く量が多かったと思います。前線から守備を意識を保ち続けたことで、中盤の攻防を制することができ、結果流れの中で得点につながることができたと思います。
対：ボランチ大阪
（白：上宮太子、青：ボランチ大阪）
結果：3-1（2-1、1-0）※25分×2
1本目は開始早々に前線からボールを奪いに行き、高い位置での守備からの攻撃で早い時間帯に2点奪うことができました。奪ってから攻撃までの時間が短く、人数をかけての良い形の攻撃でした。その後、中盤でのパスミスや浮き球の処理のミスから差し込まれてしまうこともあり、PKも与えてしまったり、サイドから崩されて得点を奪われるなど、自陣での守備の対応の悪さが出てしまいました。
2本目は前線に起点を作るべく、前の選手がしっかりと動いてボールを納め、サイドの選手がそれに絡む展開となりました。球離れの良さが攻撃にリズムを生み、良い流れを作り出すことができました。中盤の選手がボールに対して良いフォローをし、DFの選手は先手を取った守備が見られました。得点チャンスは何度かありましたが、1点しか奪うことができませんでした。最後の1本ということもあり、集中力と体力が切れて、雑なプレーに走ってしまう選手も中には出てしまっていました。
全体の試合結果は以下の通りです。
初芝富田林とボランチ大阪も拮抗した良い試合が繰り広げられていました。
昨日よりは選手がそろった分、試合の中でできることが増え、少し余裕をもって戦えた選手も少し増えたと思います。
この4連戦で、球離れの良さや前線の運動量の部分では、良くなる兆しが見えてきたように思います。少ない人数ながらよく耐え忍んできたと思います。この4日間をフルでできたものは、それだけのしんどさも味わっていますが、良い経験を積ませていただいたと思います。フィジカルだけでなく、メンタルもタフになれたと思います。非常にタイトな日程でしたが、よく頑張って来たと思います。
明日は、年内最後の活動として、大掃除を行います。クラブとして、1年の良い締めくくりを行ってほしいと思います。
