11/23(木)、本校グラウンドに初芝富田林高校・住吉大社SCをお招きして、練習試合を行いました。
最初は3チームで30分の試合を回し、最後に初芝富田林と35分ハーフの試合を行いました。
対：住吉大社SC
（白：上宮太子、黄：住吉大社SC）
結果：3-2（2-2、1-0）※30分×2
小柄ながらも非常に技術が高く、また統率の取れた守備になかなか相手ゴールをこじ開けることができませんでした。
最初の1本では2点奪うことができましたが、2点とも相手の守備でのミスを誘って、相手陣内でボールを奪ってからスピードの速い攻撃から奪うことができた得点で、流れの中で奪えた得点ではありませんでした。逆に失点では守備でのバランスが崩れた隙を突かれて、崩されての失点となってしまいました。
2本目は少し落ち着いてボールを持てる時間がありましたが、簡単に攻撃をさせてもらえず、逆に中盤でのパスミスから簡単にボール前まで運ばれてしまってピンチを迎えてしまう場面も何度もありました。
住吉大社SCは技術はもちろん高いですが、守備での統率力が高く、また1人1人がボールをもらうための動きの質が高く、高校生とは言え見習うことがたくさんあった内容でした。試合中でのコーチングの質も高く、無理したプレーをせず、自分たちが確実にできることをきっちりとこなすという印象でした。
Ａ戦：4-1（4-0、0-1） ※35分×2
Ｂ戦：3-0 ※30分×1
最初のB戦では相手を圧倒する攻めを見せ、ほとんど相手陣内でボールを扱うことが多い試合でした。高い位置からボールへのチャレンジをしてシュートまで行けるシーンもあり、相手を上回る運動量を見せての試合ができたと思います。
Ａ戦はナイターで行いました。
前半はほぼ太子ペースで試合が進みました。相手のボールを中盤でカットしてそこから相手の背後のスペースを突いて起点を作るという攻めができたと思います。相手のDFラインも下がってしまったところにしっかりと人数をかけることができ、相手の足が止まってきたところを立て続きに得点を奪うこともできました。相手ボールになっても中盤からDFの間で取り切ることができ、安定した試合運びができました。
後半はメンバーやポジションを入れ替えて臨みました。相手が前のめりになってきたところもあって、中盤での攻防が激しくなりました。その中でも決定的場面が何度かありましたが、それを決め切ることができず、徐々に相手に差し込まれる展開となりました。ハーフラインぐらいにボールが入る所を人数を掛けてつぶされ、そこから守備に回る時間が続きました。途中PKを奪われるも、GKのセーブで無失点が続きましたが、試合終了間際に1点奪われてしまいました。
特に後半は、太子のボールの集まる場所をつぶされて、そこから流れが悪くなるという展開でした。たしかに一辺倒のことしかできておらず、選手たちにとっても今まであまりなかった経験だったと思います。その中でも粘り強くカバーリングをしながら攻撃までつなげてくれましたが、一歩遅くタイミングが合わないという場面が何度もあったように思います。技術的な部分は今後の改善点として、ギャップやスペースなどもう少しボールをもらう動きに気を配ってあげたらより良くなるように思いました。
今日は体験で中学3年生が4名参加してくれました。30分3本にフル出場してくれました。慣れない環境の中で徐々にコミュニケーションを取れ出して、ブランクを感じさせない動きを見せてくれました。得点を決めた選手もおり、将来が楽しみな選手ばかりでした。
全員が来年も上宮太子のユニフォームに袖を通してくれることを願っています！！
明日から考査1週間前となり、チームは明日から約2週間オフとなります。
まずは勉強をしっかりとやって結果を出して欲しいと思います。試験明けには2年生は修学旅行などもありますが、試合をたくさん組ませていただいています。チームとして成長できる期間に乗り遅れないよう、まずはテスト勉強を頑張ってほしいと思います。
