UENOMIYA TAISHI FOOTBALL CLUB~上宮太子高校サッカー部~

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H30 1/5 練習試合 あべの翔学高校戦

1/5(金)、あべの翔学高校からお声をかけていただき、フットメッセ鶴見緑地で練習試合を行いました。

(エンジ:上宮太子、黄:あべの翔学)











結果:7-2(2-0.1-2.3-0.1-0) ※25分×4

フットサルコートを3面借りての8人制で試合を行いました。

1本目は前線から守備をして相手陣内でボールを奪って相手のいないスペースから攻撃する形が多く、積極的な守備から攻撃という形が見られました。1本目とあって滑りやすい人工芝で両チーム慣れるのに時間がかかり、ミスが目立ったゲームとなりました。その中でも中盤からパスを繋いで崩そうという姿勢が見られ、サイドからチャンスが多く見られました。前線にボールがなかなか納まらなかったので、裏のスペースを使ったボール運びが目立ちました。シュートもほとんど打たせず安定した試合運びができました。

2本目は前線にまずボールを納めて攻撃の起点を作りたいところでしたが、前線にほとんどボールが納まらず、相手陣内で奪われて攻撃を返される展開が増えました。守備が一歩遅れたところから崩され、2失点してしまい、雰囲気も悪くなってしまいました。単調な攻撃でなかなか攻め手がなく、1本目と比べてボールも人も流れが悪くなってしまいました。得点を返したものの、攻撃の形としてはほとんど何もできない状態となってしまいました。

3本目は逆に前線にボールが納まったため、ここを起点に中盤やサイドの選手が追い越す展開が見られました。ほとんど相手陣内でプレーする時間が長く、中盤でしっかりとボールを奪って、攻撃する形を作ることができました。追い越した選手がゴール前で細かくボールを繋いで相手を崩す形も何度も見られました。全員が攻撃する形のイメージを共有できていたように思います。

4本目は前線にボールが納めようとする意識の中、2列目の選手が飛び出して起点を作りました。前線から簡単につないで相手陣内でボールを繋ぐ形が多く見られました。サイドの選手も前の選手を追い越して攻撃する形が見られましたが、3本目ほどの積極性が感じられなかった分、得点にはなかなか結び付きませんでした。また、相手ボールになってからの守備への切り替えが悪く、ゴール前でバタバタとしてしまう展開が何度かできてしまいました。

今日のゲームでのキーはFWの動きでした。FWにボールが納まったときと納まらなかった時の差がはっきりした展開となりました。FWが相手とのギャップにうまく入れた時や、ボールを呼び込めた時に攻撃のスイッチが入り、サイドや中盤の選手と絡んで厚みのある攻撃が見られました。しかしボールの出しどころがFWにない時は、無理やりな突破が目立ち、単調で個人まかせの攻撃となってしまい、決定的なチャンスを作り出すことすらできなかったという内容でした。また、攻撃の組み立てとしてサイドにボールが入った時の入り方も、練習のイメージ通りにできた時は良い攻撃が見られました。

また連続した守備の動きできている者と足が止まってしまう者にはっきりとした差が出たゲームでもありました。
前線から守備をすることで中盤でボールを奪いやすくすることができますが、その守備が遅れると、簡単に自陣のゴール前までボールを運ばれることが多かったと思います。日頃のトレーニングで連続の動きなども入れておりますが、まだまだ身体に染みついていない者もいます。

普段のサッカーとは少し違う中での試合でしたが、攻守ともに良い時と悪い時がはっきりとゲームの中で見られたと思います。技術だけでなく、運動量や球際、攻守の切り替え、連続の動きなど、練習で取り組んでいることが試合に現れたと思います。また選手たちも日頃のトレーニングがいかに試合に現れるかということが実感できたゲームだったと思います。明日からのトレーニングもしっかりと頑張ってもらいたいと思います。

次の試合は、1/7(日)、大阪偕星高校をお招きして練習試合を行います(14:00〜@上宮太子)。今年最初の11人制での試合となります。良い流れで試合に入ってほしいと思います。

あべの翔学高校のみなさま、本日はありがとうございました。