8/4(金)、本校グラウンドに大阪市内のジュニアユースのクラブチームであるFC平野をお招きして、練習試合を行いました。
(エンジ:上宮太子、白:FC平野)
A戦:0-0 ※35分×2
B戦:1-2(1-0.0-2.0-0) ※30分×3
個人の技術とフィジカルがはっきりと出てしまう試合でした。
前半は、攻撃が中央に集まってしまい、相手の裏も狙ってもなかなか通らず、厚みが見られませんでした。たまにサイドを起点に攻撃するも、シュートまでには至らず、単調な攻撃が続いてしまったように思います。細かくパスを繋いで崩しにかかる相手に対し、DFのミスからピンチを迎えるなど、内容としてはあまり良くない前半でした。
後半は選手やポジションを入れ替えながら、攻撃のアクセントを求めました。両サイドが高い位置で起点を作り、相手陣内でボールを支配するも、ラストパスがずれたり、シュートに行くまでに相手に奪われたり、決定的な場面を作り出すことがあまりできませんでした。守備面では中盤の選手が相手を上回る運動量でカバーリングでピンチの芽を摘み取ってくれましたが、全体的な運動量としてはまだまだ足りず、スコアレスドローの試合となりました。
結果だけ見ると内容が乏しいように思いますが、攻撃では両サイドに起点ができ、昨日の試合と比べても内容は良くなったと思います。しかしフィニッシュの部分ではまだまだ練習が必要です。攻撃の入り方のイメージが少し良くなったので、あと一歩と言ったところかと思います。
守備面では、3年生がよく頑張ったと思います。ただ、3年に頼りすぎている感があり、全体としてのバランスはまだ整っていません。体力面での弱さがB戦ではっきりと出てしまい、フィジカルバランスが崩れるとメンタルも崩れ、雰囲気が悪くなるという状態なので、この夏で改善してもらいたいと思っています。
まだまだ感覚でサッカーをしてしまっているところがあります。
相手選手は中学生と言えどその辺りのイメージがしっかりとできつつあり、空いたスペースやギャップを使って細かくパスを使っていましたが、太子の選手は特にボールのない時の動く感覚にズレがあります。流れが良い時は噛み合いますが、悪い時はあせりが募り、感覚の個人差が、攻撃リズムを左右するところがはっきりと出てきてしまいました。相手チームの良いところを吸収しながら、チームとしてイメージを共有して戦う必要があると感じました。
明日はU-18リーグで、柏原東高校と対戦します(11:00〜@山本)。コンディションをしっかり整えて、今日より良い結果で終われるようにしてもらいたいと思います。
FC平野のみなさま、本日はありがとうございました。