8/31(木)、本校グラウンドに奈良県の香芝高校をお招きして、練習試合を行いました。
(青：上宮太子、白：香芝)
Ａ戦：1-5（0-4、1-1）※35分×2
Ｂ戦：0-0（0-0、0-0、0-0）※25分×2、20分×1
選手権予選前の最後の試合となりました。
前半から香芝ペースでの試合展開。サイドを起点にサイドチェンジを繰り返しながら、前線に放り込む形での攻撃で、守備にかかることが多かったように思います。前半6分にサイドからの突破を許し失点。その後、5分間で立て続けに3失点喰らってしまう展開となりました。
前半早々から選手を入れ替えて立て直しを図ると落ち着きを取り戻し、空いたスペースを使っての攻撃も見られました。しかし得点を焦るあまりか、単調な攻撃しかできず、シュートは打てども決定的な場面を作り出すまでには至りませんでした。
後半は立ち上がりにミドルシュートが決まり先制。これから攻撃のリズムに乗れるかと思いきや、その直後に相手に押し込まれて失点しまう展開に。その後は相手のメンバーチェンジもあり、攻撃にかける時間は多少増えましたが、相手のゴールネットと揺らすまでの攻撃には至りませんでした。球離れが悪くなってしまい、中盤で奪われてチャンスの芽がつぶれてしまった展開になってしまったことが悔やまれます。
強豪校との対戦に、力の差を見せつけられてしまったような気がしました。まず前半の失点はミスが原因。その後も自陣ゴール前で数的優位を作っておきながら、最後は相手に打たれてしまう結果になってしまったことが非常に残念です。また連続で得点を重ねてしまったこともよくありませんでした。自分たちで修正ができぬままにＤＦが崩壊してしまったように思います。その要因は球際のゆるさを1対1での粘り強さが必要だと思います。1対1で簡単にかわされ、また球際がゆるくなってシュートを打たれていると、粘り強い守備にはつながりません。
全体的に相手に先手を取られてしまって、守備が後手に回ってしまった分、その対応に追われ、攻撃への糸口がなかなかつかめなかったように思います。ポジション取りも相手選手の方が太子の選手よりも早く、その分速い攻撃や細かいパス回しができたように思います。
太子の選手もサイドでの細かい組み立てやドリブルでの突破など、相手をおびやかす攻撃が後半はできたと思います。
この夏取り組んできた攻撃での展開が少しが発揮できたのではないでしょうか。
これまでを通して3年生は塾や講習の関係で全員が練習に揃うことがなかなかありませんでした。2年生はケガや体調不良に苦しんだ夏でした。その分1年生を主体に試合に出場しましたが、フィジカル面で苦労しました。そんな中での今日の試合、選手権予選の向けてさまざまなコンビネーションを試す場でもありました。結果だけ見ると大差がついてしまいましたが、今日試合をさせていただいたことは非常に大きいと感じています。
今日は試合の最後にＰＫ戦もさせていただきました。
また、試合前には、GKスクールでお世話になっている渡辺コーチがお越しくださり、ゲーム前のウォーミングアップや試合中でのGKの指導を行って下さいました。
選手権に向けてこれまで様々な準備をさせていただきました。あとは当日の試合を残すのみです。チームとして悔いの残らない試合にして欲しいと思います。
試合は9月3日(日)、箕面学園と対戦します（10:40〜@渋谷高校）。良い結果で終われるよう、チーム一丸となって戦いたいと思います。
なお、会場へは車の乗り入れができません。公共交通機関をご利用下さいますよう、ご協力お願い申し上げます。
香芝高校のみなさま、本日はありがとうございました。
