6/18(日)、本校グラウンドに東大谷高校をお招きして、練習試合を行いました。
(青：上宮太子、白：東大谷)
Ａ戦：2-1（0-1、2-0） ※35分×2
Ｂ戦：7-3(2-1、3-2、2-0) ※25分×3
前半は両サイドが攻撃の起点となりました。中盤で奪ってからDFラインの裏を狙いながら、相手陣内でサイドバックの選手がボールに絡める時間が多くあり、コートを大きく使った攻撃を試みることができました。しかしながら、そこからシュートに至るまでの過程で時間がかかったり、人がおらずに取られたりという場面が目立ったように思います。また中盤や自陣で相手にボールを奪われてからピンチを迎えてしまうという場面もありました。前半終了直前に相手に与えたコーナーキックを押し込まれて失点。取られてはいけない時間帯での失点で0-1で折り返しとなりました。
後半はメンバーを変え、守備面での球際と球離れを修正して臨みました。どちらもDFラインが高めでコンパクトな状態でのサッカーが続きましたが、早い時間帯に左サイドの展開をFWがうまく抜け出して1-1の同点に追いつくことができました。相手はDFラインの裏を狙ってボールを放り込んでくるのに対し、前線や中盤からの守備が前半よりできてきたと思います。守備からリズムを作った終盤に、中盤で奪ったボールを右サイドに展開し、オーバーラップした右サイドバックがシュート、2-1で勝ち越すことができました。
体育大会等を挟みしばらく試合が相手いました。その間も練習の雰囲気としては良いものではなく、課題はたくさんありましたが、今日は「走る」という部分では相手選手よりは上回れたと思います。ただ、前半からミスが目立ち、中盤でボールを失ってしまうシーンがたくさんありました。特に浮き球の処理が難しく、跳ねたボールのコントロールから奪われてリズムを作り出せないといった場面も多かったように思います。
新しいシステムやポジションを試す機会ともなりましたが、それなりに対応できたと思います。技術面や守備面での課題はたくさんありますが、練習で意識高く取り組んでもらいたいと思います。これによりポジション争いも激しくなってきたと思います、試合に出られる選手、出れない選手は当然ありますが、出られない選手は「なぜ出られないのか？」ということにしっかりと向き合ってほしいと思います。そしてチャンスが巡ってきたときに、そのチャンスをどう生かすかということが大切だと思います。試合に出られる、出られないで一喜一憂しているうちは、まだまだ自分のことしか考えられていないと思います。チームに貢献できる選手が1人でも多く増えてくれることを願っています。
また、この試合に至るまでチームの雰囲気は悪いものでしたが、どうしても自分のことを中心に考えているうちは、うまくいかないことが多いように思います。まずはサッカーをさせてもらっている環境づくりをしてくれているのは誰なのか、どういう支えがあるのかということを忘れては、これ以上のステップには進めないと思います。最近、その辺を見失ってしまっている選手も中にはおり、早く大切なものに気付き、成長してもらいたいと思います。
今日は合計5本させていただきましたが、非常にタフなゲームをさせていただきました。これから気温も上がってくるため、今までと同じ感覚ではサッカーができません。タフなチーム相手でもしっかりと戦えるようなチームになってほしいと思います。
来週は大阪偕星高校と練習試合を行います（14:00〜@上宮太子）。
東大谷高校のみなさま、本日はありがとうございました。
