5/5(土)、本校グラウンドに大阪府教育センター附属高校をお招きして、練習試合を行いました。
(青:上宮太子、エンジ:教育センター)
Ａ戦:0-0(0-0.0-0) ※35分×1
Ｂ戦:2-2(1-1.0-1.1-0.0-0) ※25分×4
前半から中盤での攻防が激しい試合でした。DFから跳ね返されたボールが中盤に集まり、中盤での空中戦が目立ちました。両チームとも、ボールを奪ってからサイドやDFの背後の空いたスペースを使っての展開が多く見られましたが、シュートまで至らず決め手を欠いた攻撃となりました。守備面では相手の攻撃を粘り強く対応し、決定機を与えませんでしたが、攻撃では決定的なチャンスを作り出すことができませんでした。
後半は両チームともさらに中盤での攻防が激しくなりました。フィジカルに勝る相手に対して、徐々に相手ペースでの展開となりました。守備面では粘り強く対応できましたが、攻撃では前線の動きが噛み合わず、サイドで起点ができても、決定的なチャンスを作り出すことができませんでした。相手に決定的チャンスは何度か作られましたが、なんとか無失点で抑えたものの、得点は奪うことができず、スコアレスドローで試合終了となりました。
攻撃面では決定的なチャンスを作り出すことがあまりできませんでした。
前半は2列目の選手が果敢に背後のスペースを狙い、サイドの選手と連携した攻撃が見られる良い形がありましたが、後半は、相手がペースアップしたこともあり、また前線になかなかボールが収まらず、良い攻撃の形は見られませんでした。普段と少しポジションを入れ替えたところもありますが、中盤が厚くなって面白い攻撃もありましつが、FWと中盤の連携があまり取れませんでした。
守備面では相手に自由な局面を与えず、集中を切らさず粘り強くできていました。しかし、試合終盤になると、徐々に相手のペースに合わせてイライラが募る者も出てしまいました。
特に後半は中盤の攻防と共に球際の争いも激しくなり、その分接触も増えてきました。実際に荒いプレーとなってしまう場面はありましたが、それにつられて自分たちも感情的になってしまう選手もおり、自分たちがやらないといけないことより、目先の感情だけのサッカーとなってしまいました。
今日は3部リーグ所属の格上相手ということでしたが、そこに胸を借りて精一杯やろうというもの、自分たちの力を試そうという者はあまりいなかったような気がしました。内容は悪かったわけではなかったですが、決して良いものでもありませんでした。相手に合わせて、自分たちがやらないといけないといけないことを見失い、自分たちの気持ちの余裕がほとんど持てない状態でした。
そして、そのような状態に陥っていることに気づいていない者もたくさんいたと思います。
チームとしてレベルアップできるチャンスです。多くの選手が試合に出場しています。その分競争も増えます。その競争に勝ち抜いて、さらにレベルアップしたチームとなって欲しいと思います。
明日は、東大谷高校をお招きして練習試合を行います(14:00〜@上宮太子)。
教育センター附属のみなさま、本日はありがとうございました。
