6/25(日)、本校グラウンドに大阪偕星学園のＢチームと1年生チームをお招きして、練習試合を行いました。
（エンジ：上宮太子、白：偕星）
Ａ戦：1-2（1-0、0-2） ※30分×2
Ｂ戦：2-2（0-2、0-0、2-0） ※30分×3
試合直前に降った雨で、泥沼のピッチコンディションでの試合となりました。
フィジカルが強い相手に対し、ゴール前へ押し込まれることが多かった立ち上がりでした。ボールが思うようにコントロールできず、パスミスや中盤でボールを失ったところから、シンプルにDFラインの裏へ狙われるボールに対応する場面が多くありました。危ない場面も何度か作らせてしまいましたが、粘り強く守ることができたと思います。攻撃では両サイドが高い位置でボールをもらおうという意識が高く、時間が経つにつれ、徐々に相手の背後からチャンスを作れるようになってきました。ボールが転がらないコンディションでしたが、前半終了間際に、相手の背後を突いて飛び出した選手がGKとの1対1を制して先制、1-0での折り返しとなりました。
後半は両チームともメンバー・ポジションを変えて臨みましたが、中盤で奪われることが目立ちました。両チームともDFラインが高くコンパクトになってしまいましたが、その分DFラインの背後のスペースを狙おうという動きが両チームとも増えましたが、その中で、太子はDFとFWの間が徐々に間延びし、その空いたスペースに相手が入り込んでピンチを迎えてしまうという展開が多かったように思います。攻め込まれて相手のコーナーキックで凌ぐという展開が増えましたが、結果、コーナーキックからのクリアミスの流れから失点。完全にボールウォッチャーになってしまい、フリーでシュートを打たせてしまいました。その直後に相手がロングフィードしたボールが、そのままGKが処理を誤り失点。その後、相手ゴール前でチャンスを作るも得点に結びつくことはできませんでした。
最後の5本目でＡ戦に出ていたメンバーで試合をした結果良い流れでの得点シーンは見られましたが、良かった流れというのはそれくらいなもので、あとはあまり褒められるものではありませんでした。
悪いコンディションで思うように動けず、走らないといけないところをサボってしまう選手も多かったように思います。また、パスミスやキックミスを相手に拾われてピンチになることも多かったように思います。
何より今日の相手は、今度私学大会で対戦する相手です。実際に戦うメンバーとは違うかもしれませんが、同じ高校の選手に「負けたくない」という気持ちで戦った選手がどれだけいたでしょうか。試合内容は決して満足できるものではありません。試合に対する姿勢そのものができていなかったのかもしれません。
今週はとくに練習でも雰囲気が悪い時が多くありました。走れていない選手もたくさんいました。サッカー以外のことで注意をうける生徒も何人も出てしまいました。そのようなことがきっちりと試合結果として現れていると思います。やったことは自分たちにきっちりと返ってくるということに早く気付いて欲しいですが、今の選手はまだまだ「他人ごと」と捉えている者が多いのかもしれません。
ともあれ、今日の試合をもって考査モードに入ります。当分サッカーから離れるわけですが、その間切り替えてしっかりと勉強してほしいと思います。まずは試験で「結果」を出すこと、そして試験が終わったらサッカーで「結果」を出すこと。結果にこだわってやってほしいと思います。
試験が明けたら私学大会が始まります。昨年は2回戦で敗れてしまいましたが、今年はそれ以上の結果になるよう頑張ってほしいと思います。
次の試合は7/9(日)、奈良県の香芝高校をお迎えしての練習試合を予定しています。私学大会前にしっかりと準備を怠らないようにして下さい。
大阪偕星のみなさま、本日はありがとうございました。
