「高円宮杯U-18サッカーリーグ2017OSAKA」の4部リーグ(中河内・南河内ブロックBグループ)の前期第7節が河南高校で行われました。
(青:上宮太子、赤:河南)
結果:0-1(前半:0-0、後半:0-1)※35分×2
前半の立ち上がりから中盤の攻防が多く、守備の時間帯が多い試合となりました。
サイドを起点にして前線へ放り込んでくる相手の攻撃を跳ね返して攻撃につなげたいところでしたが、なかなか前線に収まらず我慢のサッカーが続きました。そんな中、あわやゴールというミドルシュートから徐々に攻撃のリズムが生まれ出し、サイドを起点とした攻撃からいくつか良い形ができました。しかし相手のペナルティエリアの中にはなかなか進入させてもらえず、0-0で前半を折り返しました。
後半も守備を軸にしながら、相手より先にボールを触ろうという意識が保たれ、攻撃できる時間帯も増えてきました。サイドから良い形がつくられるも、シュートはゴール前ではなかなか打たせてもらえない状況が続きました。相手もゴール前へ人数をかけて攻めあがろうとしましたが、DFもよく集中して守ることができました。しかし後半ラスト3分でコーナーキックを押し込まれ0-1に。最後に押し込めそうなチャンスもありましたが、決定的な場面とまでは言えず、敗退となってしまいました。
先日の香芝高校との試合でもそうでしたが、ラスト5分での失点。それまで粘り強く守備をしていましたが、最後は力尽きてしまった状態でした。シュート数は相手より上回っていましたが、ほとんどがペナルティエリアの外からのシュートで、やはり地力に勝る相手とは簡単に決定的な場面を作らせてもらえませんでした。
今日は新1年生もスタートに名を連ね、これまでとは違った良いアクセントを与えてくれました。上級生も後輩をカバーしようと運動量や声で身体を張り、試合の雰囲気としては最後まで戦う姿勢を見せてくれました。
ただ勝負の世界は頑張っただけでは勝たせてもらえません。「負け」という結果を受け止めて、次にむけて進まなければなりません。悔しい思いをした選手も多かったと思いますが、これを次に生かさなくては意味がありません。タフな試合を勝ち抜けるよう、フィジカルもメンタルもより一層鍛えなければならないと感じさせられた試合でした。
河南高校のみなさま、本日はありがとうございました。