4/4(火)、本校グラウンドにジュニアユースのチームを３チームお招きして、合同練習試合を行いました。
本日参加していただいたチームは、
ボランチ大阪
ニュウFC
ペティロッソ香芝
の３チームでした。
それぞれが25分ハーフの試合を総当たりで3試合できるように試合をさせていただきました。
対：ペティロッソ香芝 結果：2-0（0-0、2-0）
ボールが真ん中に集まる展開が多く、攻めも単調でミスも多く目立った試合でした。
フットサルもさかんに行っているチームとあって技術の高い選手も多く、特に前線には足元の上手な選手がたくさんいました。
特に前半はミスが多く、なかなかリズムに乗れない展開でした。また、球離れが悪く、中盤でボールを失ってしまうことも多かったように思います。
後半は球離れが少し良くなった分、テンポの良い攻撃が見られた場面もありましたが、相手を崩しての攻撃チャンスが少ない試合だったように思います。
対：ニュウFC 結果：4-0（2-0、2-0）
サイドを起点に攻撃しようという意思がみられた試合でした。球離れを早く、そこに対して運動量を上げて臨もうとしましたが、技術的な部分でのミスも多かったように思います。ある程度優位にボールを持てましたが、縦のスペースでフィジカル勝負になってしまうケースも多く、試合内容としては納得のいけるものではなかったように思います。時間が経つにつれてボールが真ん中に集まって混戦を作ってしまう場面が増えてきてしまいました。また、高い位置で奪われて、相手に簡単に蹴らせてしまうなど、攻守の切り替えに課題が残るゲームでもありました。
対：ボランチ大阪 結果：2-1（2-0、0-1）
テンポの良い攻撃をする相手に対し、中盤で奪うのではなく、DFでボールを奪ってから展開するというシーンが多かったように思いました。フィジカルが強い選手も多く、ボールを中盤で奪われることも多かったと思います。また、後半は特に運動量が落ち、DFの隙から相手に得点を許してしまうなど、ピリッとしないゲームでもありました。攻撃では、サイドに起点を作るも、そこからの展開がかみ合わず、チャンスを生かしきれない場面も多くありました。疲れが出てくると、中の雰囲気も良くなく、メンタル面の弱さも出てしまった試合だったと思います。
今日は中学生のチームが相手ということで、フィジカル勝負ではなく、パスで崩してのサッカーを期待したいところでしたが、技術の低さや視野の狭さがはっきりと出てしまったように思います。25分×6本の試合で体力的にもきつかったと思いますが、その分をカバーするサポートの声もまだまだ足りないと思います。
また、今日で高校生が審判・試合運営を行いました。
まだまだ指示待ちになってしまう場面も多くありました。そういった部分での一歩の遅さがサッカーにも表れてしまっているようにも感じてしまいました。
サッカーだけでなく日常生活も含めてサッカー以外の部分でも、求めることは多くあります。1つ1つをどれだけ前向きに捕らえ、取り組もうとするかが大切だと思います。ただ、今日の試合運営などを通して、気遣いを学び、それがサッカーでも生きてくれることを願っています。
明日は奈良県の高田商業と練習試合を行います。春季大会前の最後の練習試合となります。良い結果を出せるよう、頑張ってほしいと思います。
本日参加して下さったチームの皆様方、本当にありがとうございました。
