「高円宮杯 U-18サッカーリーグ 2016 OSAKA」の4部リーグ 中河内・南河内ブロック 前期Cブロックの第6節がみどり清朋高校で行われました。
(青：上宮太子、白：FC大阪)
結果：5-1（前半：1-0、後半：4-1）※35分×2
Ｂ戦（対：みどり清朋）：2-0（1-0、1-0）※20分×2
精神力が試される試合でした。
前半は相手の勢いに押される雰囲気もあり、ミスも多く、ボールを思うように回すことができませんでした。相手のDFラインが高くなったところから相手の背後を狙いたいところではありましたが、ボールが中央に集まりがちになり、またフィニッシュの部分でのミスもあり、良い結果に結びつくのに時間がかかった内容でした。DFは集中していましたが、ハイボールの競り合いでは負けてしまうことも多く、また浮き球の処理で相手に先に触られてしまう場面も多く見られました。
後半はDFラインで落ち着いてボールを回し、サイドの高い位置を起点とした攻撃が増えました。球離れも速くなり、そこから徐々にリズムが良くなりました。得点は4点取ることができましたが、相手のDFを崩しての得点とまでは言えず、オフザボールの動き方や連携ではまだまだ課題が残ったように思います。
ゲームを通して接触が多く、イライラして激しいプレーをする相手選手もいる中、こちらもそれに合わせてはいけないのに冷静さを失ってしまう選手もいました。実際に激しいゲームとなり、太子の選手に対しても2枚の警告が出されてしまいました。球際へは厳しくいかないといけませんが、判断を誤ると重大なファウルを起こしてしまうことになります。その辺の冷静な判断力というものが今後求められ、練習から良く考えてプレーしないといけないということが現れていると思います。両チームともファウルの多い試合となってしまいました。
この試合でU-18リーグは残り1試合を残すのみとなり、春季大会へ向けた動きとなっていきます。
春休みは残り1週間程になりますが、ありがたいことにそのうち3日間練習試合を組ませていただいています。試合で確認できることは少ないですが、春季大会に向けてどのような雰囲気を積み重ねていけるか、ということが試されてきます。
1人1人が意識を高く持って、チーム一丸となって戦えるよう頑張ってもらいたいと思います。
