3/29(火)、本校グラウンドで高田商業高校（奈良）と練習試合を行いました。
（白：上宮太子、青：高田商業）
結果：0-3（前半：0-1、後半：0-2）※35分×2
Ｂ戦：1-3（1-1、0-1、0-1）※25分×3
前半開始2分に失点。フィジカルが強く、身長の高い選手が多い高田商業に対し、スローインのロングスローから崩され失点。開始直後の集中しないといけない時間帯に相手の勢いに押し負けてしまうような形となりました。DFラインからビルドアップして形を作ろうとするもなかなかボールが収まりませんでした。その後ポジションを修正した後は多少落ち着きを取り戻し、徐々にリズムが出てきましたが、前半終了間際の決定的な場面を決め切ることができず、0-1で折り返しました。
後半は開始当初からサイドの高い位置を起点とした攻撃が見られ、相手ゴール前で細かいパスを繋ぎながらチャンスを作り出すことができました。ただ、決定的な場面も相手の身体を張ったディフェンスに阻まれ得点することができませんでした。後半12分に右から左サイドに展開されたところを豪快なミドルシュートを決められて失点。また後半21分に相手のロングスローからゴール前で押し込まれて失点してしまいました。後半は攻めている時間が長かっただけに、点が取れなかったのが悔やまれるないようでした。
最近あまり対戦したことのないタイプのチームと試合をさせていただき、非常にありがたい試合だったと思います。ただ、自分たちがうまくいかないイライラが試合中のプレーに出たり、声にして出たりする場面もありました。良く攻めはしていましたが、雰囲気はあまり良くなく、得点を取るまでの最後の後押しとはいきませんでした。その気持ちの切り替えの部分は本当にまだまだ足りません。そして、このような選手に限って、ボールの失った後の守備への切り替えが遅いのも事実です。
新3年生になる選手は残り時間のカウントダウンが始まっていますが、精神的にはまだまだ大人になり切れていない選手が多いように思います。それが試合中の雰囲気や練習へ影響するのは言うまでもありません。最終学年の雰囲気はそのままチームに影響しますが、このような話が前から何回もしないといけないということが、上位を狙うチームではないという何よりの証拠だと思います。今日のゲームは試合内容以上にそのようなことが試されていると思います。
そういった意味でも今日の試合の収穫は非常に大きいものでありました。強いフィジカルのチームを相手にどう戦わなければいけないのか。上宮太子はまだまだ技術的には低いので、技術ではない部分で勝負をしていかなければいけません。強い精神力を持って戦えるチームになるためには、上級生の意識は絶対に必要です。そのことを忘れず、次の試合も乗り切ってほしいと思います。
春休みはありがたいことにたくさんの試合をさせていただけます。3/31はU-18リーグでFC大阪と対戦します。
また4月に入っても、
4/2 ＜練習試合＞ 四天王寺羽曳丘 @四天王寺羽曳丘 10:00
4/3 ＜練習試合＞ 香芝B（奈良）・懐風館 @上宮太子 13:00
4/5 ＜練習試合＞ 清教学園 @上宮太子 14:00
と3日間練習試合を組まさせていただきました。
4/10の春季大会1回戦に向けて、チーム一丸となって取り組んでほしいと思います。
