「令和2年度 南河内サッカー研修リーグ」Bグループの第1節が東住吉総合高校で行われました。
今年の南河内研修リーグではBグループに所属し、東住吉総合高校、登美丘高校、東百舌鳥高校、狭山高校と同じグループで戦うこととなりました。例年であれば、同じリーグで最後は選抜チームを結成し、他のグループ選抜と対戦する予定でしたが、今年度はコロナの影響で、選抜試合は行わず、優秀選手の表彰のみという形となりました。
上宮太子としては、U-18リーグが終わって新チームとなってからの初めての試合となります。
立ち上がりから相手陣内でボールを支配し、前半開始早々に、ゴール前での混戦からミドルシュートが決まり、幸先の良い立ち上がりとなりました。その後、相手陣内でプレーする時間が長くなるも、決定機で決められない時間が増え、球離れが悪くなったところからリズムに乗り切れない場面もありました。
後半もテンポよくボールが回り、迫力のある攻撃ができた時間帯もありましたが、なかなか決めきることができませんでした。相手もメンバーを変えながら、前線での運動量を増やそうとしていたところ、DFでのパス連携のミスから自陣でボールを奪われ、そのまま失点してしまう場面もありました。
A戦終了後、グラウンドをお借りして、紅白戦をさせていただきました。
試合に出場したものも大勢出て、合計4本は体力的にきつかったと思いますが、試合に出た選手の方がよい動きを見せてくれていたように思います。
試合では勝利をおさめられたものの、ミスの目立った試合となりました。
まずはシュートミス。記録上は20本ほどのシュートを打ちましたが、結果は3点。もっと点を取れてもおかしくない展開でした。
またボールロストも多かったように思います。中盤や自陣でボールロストをして、ピンチになる場面も何度もありました。失ってはいけない場所で失うと、なかなかリズムに乗れません。
そして判断ミス。ぬかるんだピッチコンディションで、ボールを離せずに相手を背負い、結果ファウルしてしまったり、ファウルをもらって、フラストレーションがたまりやすい環境を自分たちで作ってしまった内容でありました。
相手選手も中にはイライラを隠せない選手も何人かいましたが、球離れの悪さから招いてしまった部分も否めません。
その選択に至ってしまった判断力の精度を上げていかないと、まだまだ通用しません。
課題がいろいろと出ました。サッカー以外の部分では、1年生の動きの悪さや声の少なさが、我慢できるレベルではなくなってきています。同じ注意を何度も受けてしあう状況に、レベルアップができていない状況であることを証明されています。
新チームになって、新たな課題も出てきました。以前からの課題もまだまだ残っている部分のあります。しかしながら、2年生中心に「やってやろう!」という意気込みが伝わってきます。これが空回りにならぬよう、良い結果に結びつけるようにするには日常からの取り組みや姿勢で大きく変わります。
次の試合に向けて、まずは今週の取り組みを見たいと思います。
今日はグラウンドコンディションがすぐれない中、東住吉総合のみなさんは、早くからグラウンド整備を行ってくださいました。試合も含め、本当にありがとうございました。
【試合結果】
3-1(2-0.1-1) ※35分×2