5/8(日)、生野高校と練習試合を行いました。(@生野高校)
(エンジ:上宮太子、白:生野)
結果:0-4(前半:0-2、後半:0-2)※35分×2
B戦:2-0(0-0、0-0、2-0)※30分×3
同じリーグで戦っている生野高校と練習試合を行いました。
前半から自陣での守備の意識を高く持つことをテーマに行いました。しかし前半12分に相手DFラインから前線へ精度の高いロングボールに対し反応した選手が押し込み失点。またその1分後、キックオフからのボールをカットされてそこから前線へのロングボールに抜け出した選手が決めて0-2に。特に2点目は集中力を欠いた上での失点で、やってはならないものだったと思います。
その後も中盤での攻防が続き、なかなか前線で起点を作らせてもらえないまま前半が終了しました。
後半はスペースをうまくついて、何度か攻撃するチャンスもありましたが、シュートまでは至らず決定的な場面を作ることができませんでした。
後半11分にDFラインでボールを持っているところを高い位置で奪われて失点。また終了間際の後半34分に、左サイドを駆け上がった選手が豪快なシュートを放ち0-4となってしまいました。後半は前半に比べて攻撃できる時間もありましたが、攻めた後のスペースをうまくつかれてしまい、そこからピンチを迎えることも多かったように思います。
フィジカルも強く、裏へのロングボールを多用する相手でしたが、奪い所がはっきりとしており、中盤での攻防が強い印象でした。生野高校の選手の方が動き出しが速く、その分太子の守備が後手に回ってしまい、そこからピンチを迎えるという流れでした。相手はシンプルなサッカーでしたが、ボールタッチも速く、以前にリーグ戦で対戦した時よりも強くなっているように感じました。
逆に太子の選手は、ボールウォッチャーが多く、前線の動き出しもまだまだ足りません。またボールを失ってからの切り替えも遅く、その間に攻められてしまう場面も多々ありました。また、引いて守るのか、前から奪いに行くのかというのがまだまだ選手の中で定まらず、焦りの中でボールを奪いに行って簡単に蹴られてしまったり、スペースを引き出されたりする場面も多かったです。まだまだ試合中の余裕は感じられません。
また生野高校はゲームの中での指示の声も多く、1つのプレーに対してチーム全員で声をかけあっている様子でした。太子はA戦・B戦通して試合中の声かけはまだまだ少ないということも、違いを感じました。B戦に至っては、ボールを奪われてからの守備の切り替えが遅い選手も目立ちました。
春季大会が終わって3試合で無得点。攻撃でも守備でも課題はたくさんあります。6月からはU-18の上位リーグが始まりますが、今のままでは強いチームと戦っていくだけの材料が見出せません。確かにケガ人も多く、チームとしてはベストの状態ではありませんが、代わりに出場している選手もまだまだマイペースにやっているように思います。
チーム全体の底上げが求められる時が来ていると思います。これから試験期間に入り練習は当分できませんが、試験明けから良いスタートを切れるよう、選手1人1人が意識を変えて臨んでほしいと思います。
次の試合は、5/22(日)、泉大津のクラブチーム・長坂FCさんをお招きして練習試合を行います(14:00〜@上宮太子)。