4月13日(日)、「大阪高校春季サッカー大会」の1回戦が松原高校で行われました。
(エンジ：上宮太子、白：高津)
結果：0-3（前半：0-1、後半：0-2）
この試合で負けたらマネージャーは引退という試合。しかも相手は同じリーグでもある高津高校。前回の対戦は0-8と大敗した相手です。
このチームを相手にどこまで戦えるか、そしてマネージャーの引退を少しでも先延ばしにしようという思いでここまでやってきました。
前半開始早々にフリーキックのチャンスが2回あり、どちらもクロスバーを直撃するという厳しい立ち上がりとなりました。
前半はサイドを起点に攻め込むも、相手ＧＫの好セーブなどもあり、なかなか相手ゴールを揺らすことができませんでした。逆にスピードと技術に勝る相手の攻撃を何度も防ぎましたが、前半の終盤に先制され0-1での折り返しとなりました。
後半は、何度かシュートチャンスはありましたが、相手のスピードにディフェンス陣が徐々に崩されて2失点し、0-3で敗れてしまいました。
しかし最後まで身体を張って気持ちを出し続けるサッカーをやってくれたと思います。見ている側も胸が熱くなるような試合をしてくれました。試合だけを振り返ると、最初の得点チャンスで決められなかったことがすべてだったように思います。しかしながら、今日は出場していた選手だけでなく、控えの選手も、スタッフもチーム全員がマネージャーのために全力を出そうという試合でした。
敗れてしまった悔しさはありますが、これをもってマネージャーは引退。チームとしてはこの先に向かってまた歩んでいかなければなりません。この悔しさとマネージャーを想いを忘れずに、さらに強いチームにならないといけないと思わせてくれた試合となりました。
最後は部員たちからマネージャーのポロシャツにメッセージを書いてプレゼントしました。
3年生のマネージャー4人は、今まで男子校だった我々にとって本当に大きな存在でした。最初は何をしていいのかわからなくて戸惑った1年生の時、徐々に慣れて自分たちのやりたいことがスムーズにできるようになりだした2年の年。アッという間の2年間だったと思います。もしかしたら慣れたと思ったら引退という状態だったかもしれません。
これからチームは当分マネージャーがいない状態になります。その時になってはじめてマネージャーの存在の大きさに気づくのではないでしょうか。そしてこれからもまた新しいマネージャーたちが入ってくるでしょうが、彼女たちが残してくれたことが、上宮太子サッカー部のマネージャーの伝統になっていうと思います。その功績は非常に大きいものだと思います。
これからもいちＯＧとして上宮太子サッカー部を見守っていただけたらと思います。そしてたまには後輩たちに喝を入れに来てほしいと思います。
2年間という短い時間でしたが本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました！！
