7/30(日)、中学生のクラブチームである富田林常盤FCさんにお招きをいただき、富田林市立総合スポーツ公園にて練習試合を行いました。
この試合では、富田林常盤FCと大阪市のクラブチームであるIRIS生野さんとも試合をさせていただきました。
Ａチームがリーグ戦のため、Ｂチームのメンバーに上宮太子中学の3年生3名を加えた状況での試合となりました。
1試合目 対：富田林常盤（青：上宮太子、赤：富田林常盤）
結果 1-2 (0-0、1-2) ※30分×2
球離れが非常に悪く、相手に簡単に奪われてしまうシーンが多かったように思います。相手のプレッシャーも速く、パスミスやトラップミスからピンチになってしまうことも多かったように思います。午前中の試合でしたが、気温も高かったこともあり、動きも非常に鈍かったものでした。それが試合中の動きにもつながり、パスを出す場所に動くことや味方のカバーやフォローなど基本的な動きの部分ができておらず、すべて相手に先手を取られてしまった内容となってしまいました。
2試合目 対：IRIS生野（青：上宮太子、グレー：IRIS生野）
結果：2-0 (0-0、2-0) ※30分×2
連続で負けるわけにはいかないという気持ちが出たゲームだったように思います。全体的に運動量が増し、球際やカバーリングなど身体を張らないといけないところで意地を見せてくれたと思います。「良い守備ができると良い攻撃に移ることができる」という内容で、3年の選手が得点をするなど、結果を残してくれたと思います。ただ、暑い中での試合で、最後の方では足が止まってしまい、ピンチを迎えるなど、2-0で勝利をすることはできましたが、内容は決して良いものではありませんでした。
3試合目 対：富田林常盤
結果：1-3 (0-0、1-3) ※30分×2
リーグ戦を終えて駆けつけてくれたＡメンバーも参加しても試合。前半こそ0点で抑えましたが、攻撃面ではなかなかかみ合わず、決定的なチャンスが生み出すことがあまりありませんでした。後半に入ると、相手の速い攻撃に振り回されてしまい、DFラインの背後を許してしまうシーンが目立ちました。体力的にも非常にしんどかったと思いますが、守備のときに足が止まってしまうことが多く、その隙をやられてしまうという場面が多かったように思います。
4試合目 対：IRIS生野
結果：0-7 (0-4、0-3) ※30分×2
体力的に厳しい選手も多く、なんとか試合に出場できる者で挑んだ試合でした。完全に相手の中学生の方が上手だった試合でした。現在アドバンスリーグ1部に所属するチームのトップチームとの試合でしたが、早い展開と、DFとの駆け引きから相手を崩すことに非常に長け、相手の弱点を使って攻めることが非常にうまいチームでした。DFのバランスが崩れたところを簡単につき、また選手の運動量も非常に多く、太子の選手に攻撃の糸口すら踏ませずに、失点を多く重ねてしまうという内容のゲームでした。
全部で30分ハーフを4試合もさせていただくことができました。普段試合の経験が少ないBチームの選手たちにとっては非常に多くの経験をさせていただくことができました。しかしながら、これだけの試合をこなすには、体力的にはまだまだ足りないというものでした。今日も途中で熱中症になりかけたり、足がつってしまったりという選手がたくさん出てしまいました。自分たちにとってリズムが悪い時間帯は、雰囲気もあまり良いものではありませんでした。
今日は途中でＡ戦から戻って来た選手も含めてほとんど全員が2〜3試合させていただきました。終わったころにはほぼ全員が満身創痍の状態で、しんどい中ではありましたが、良く頑張って戦ったと思います。
相手は中学生と言えど、自分たちよりも技術やフィジカルが上回っている選手が多く、なかなか好きなようにはさせてもらえませんでした。しかしながら、技術に関係のない部分ではもう少し粘り強く対応できるようになってほしいと思ってしまう内容の試合でした。
このようなＡとＢが分かれて試合に行けることは、滅多にありません。Ａの選手がいないことで、今まである程度できていると思っていたことが案外できていなかったりなど、浮き彫りとなった問題点に気づかせてもらったような機会だったように思います。なかなか思うようにプレーできなかった選手が多かったと思いますが、そのことにしっかりと悔しさをもって欲しいと思います。
非常に苦しい試合が続きましたが、今日1日の収穫は非常に大きく、これを次に生かさなければ何もありません。
しっかりと自分と向き合い、やるべきことをスムーズにできるように成長してほしいと期待しています。
明日は、1･2年生だけでボランチ大阪さんとの練習試合を行うことになりました(11:00〜@J-GREEN堺)。今日の反省をしっかりと生かして、ゲームにつなげてほしいと思います。
富田林常盤FCのみなさま、IRIS生野のみなさま、本日は本当になりがとうございました。
