「高円宮杯 U-18サッカーリーグ 2017 OSAKA」中河内・南河内グループ 後期Dブロックの第2節が、枚岡樟風高校で行われました。
(エンジ:上宮太子、青:枚岡樟風)
結果:2-0(0-0、2-0)
Bチームが他会場での試合やケガ人等の影響で11人のみでの試合となりました。
朝方に降った雨で、ぬかるんだグラウンドでの試合でした。前半からボールを支配するも単調な攻撃になり、ボールを失ってからの攻守の切り替えもあまりうまくいくことができませんでした。
浮き球を多用した攻撃となったためボールの納まりどころがなかなかできず、攻めあがった選手の空いたスペースを相手に使われてカウンターを食らうという展開が多かったように思います。また、人の多いところにボールも集まっていったため、決定的な場面をあまり作ることなく終わってしまったような前半でした。
後半は球離れと切り替えを早くして、サイドを起点にして攻めたいところではありましたが、相手も技術やフィジカルの高い選手が前線におり、なかなか好きにさせてくれない内容でした。しかしながら、サイドバックが放ったシュートを相手GKがファンブルしてしまい先制、その後も相手のミスから追加点を奪い、2-0で勝利を収めることができました。
今日は交替要員がいない中での試合ということもあり、出場している選手には緊張感のある試合だったのではないでしょうか。しかしながら暑さもあり運動量のさほど多くなく、ミスも多かった内容でした。途中でイライラする選手もおり、雰囲気もあまり良くありませんでした。
今日はキャプテンが不在だったということもあり、その影響は大きく出たように思います。いつも誰よりも声を出し、人一倍運動量があり、身体を張ったプレーをする選手ですが、今日はその穴を11人で埋めることができない内容だったと思います。選手たちは頭では分かっているかもしれませんが、いざ行動となると、キャプテンのようにチームを鼓舞したり、走る姿をもってチームを引っ張ったりということは、なかなかできていないように思います。
内容は決して褒められたものではありませんでした。ケガ人が復帰するなどの良いこともありましたが、全体としてはまだまだ足りない内容だと感じています。もしかしたら、相手に先に点を取られていたら、負けていてもおかしくない程のゲームだったように思います。これからU-18はまだまだ続きますが、暑い中での試合がほとんどです。このような状況でも、冷静さを忘れずにプレーすることを目指して欲しいと思います。
次のリーグ戦は、8/1(火)、長吉高校と対戦します(9:00〜@長吉高校)。良い結果が出せるよう、反省点をしっかりと向き合ってほしいと思います。
枚岡樟風高校のみなさま、本日はありがとうございました。