7/27(木)、本校グラウンドに懐風館高校をお招きして、練習試合を行いました。
(青：上宮太子、黄：懐風館)
結果：2-1(1-0、1-1) ※35分×2
近隣の学校ということもあり、16:15キックオフというこれまでにない形での試合となりました。
曇り空ということもあり、ナイター照明をつけての試合。照明が新しくなってからの初めての試合でした。
前半はどちらも蹴り合いのような展開に。ボールがなかなか納まらず、またどちらもDFラインが高かったこともあり、相手の背後を狙おうという動きが非常に多くありました。蹴り合いになるため、浮き球も多くなり、その処理がうまくいかずにピンチになるというシーンもつくってしまいました。また、背後を突いてもゴールまで距離があるためDFが対応できたため、決定的な場面はなかなか生まれませんでした。DF面はカバーリングの意識も高く、よく対応できていたと思います。攻撃面では、得点シーンはFWにボールが納まったところからの流れで生まれました。
後半はFWを交替し、サイドを起点とした攻撃が見られました。しかし、前半と比べて前がかりに人数を掛けてくる相手に対しDFが多少バタバタしてしまいました。オフサイドのリスタートの流れから相手に競り負け、そこから奪われたボールの流れからDFの背後を取られて失点となってしまいました。相手にとっては非常に良いリズムでボールを展開され、逆に太子はボールウォッチャーとなって足が止まってしまう選手が多くなってしまいました。
後半途中から強い雨が降り出し、ピッチコンディションも悪くなりましたが、お互い前のめりのサッカーとなり、最終的には相手の裏に抜け出した選手がGKもかわして押し込み、2-1で終えることができました。
最後は強い雨の中でフィジカル勝負のようなサッカーになりましたが、いつやられてもおかしくない展開でした。相手は攻撃に非常に迫力があり、勢いに乗れば良い攻撃をくり返してくるチームです。その中で、中盤やDFが少し対応をミスしただけで、一気にピンチとなってしまう場面がたくさんありました。逆に太子の攻撃は、人数は多くいるものの、結果シュートまで行けないという場面がたくさんあったように感じました。
攻守の切り替えや浮き球の処理では、まだまだでした。特に中盤の選手は、攻撃から守備への切り替えが悪く、攻めあがったスペースを相手の攻撃に利用され、その対応もうまくできていませんでした。また、試合中の雰囲気は、相手の方がよく声が出て、1つ1つのプレーを盛り上げながらやっておりました。そういった部分でも太子はまだまだ足りない部分もあると思います。
ただ、このような状態でも勝利を収めることができたのはよかったと思います。最近はケガ人も増え、メンバー争いも非常に激しくなっていますが、そのような中でこそ結果にこだわってやることの大切さが見えてくるのではないでしょうか。
課題はまだまだ多いですが、自分たちでしっかりと修正して、次の試合に活かして欲しいと思います。
次の試合は、7/30(日)にU-18リーグ第2節の枚岡樟風戦があります（9:00〜@枚岡樟風）。また、Bチームは、富田林常盤FC主催の練習試合にお招きいただいています（9:30〜@富田林総合スポーツ広場）。それぞれが試合に出る機会の中で、課題に取り組み修正できる姿を見たいと思います。
懐風館高校のみなさま、満足に試合できず申し訳ありません。ありがとうございました！
