UENOMIYA TAISHI FOOTBALL CLUB~上宮太子高校サッカー部~

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H29 5/3 U-18 前期第8節 星光高校戦

高円宮杯U-18サッカーリーグ2017OSAKA」の4部リーグ(中河内南河内ブロックBグループ)の前期第8節がJ-GREEN堺(S15)で行われました。

(青:上宮太子、白:星光)










結果:0-0(前半:0-0、後半:0-0) ※35分×2
B戦:0-0 ※15分×1

春季大会明けのリーグ戦。スタートには1年生が7人名を連ねました。

粘り強く守備をする相手に対し前半から攻め手を欠き、相手のDFラインの前で攻撃が終わってしまう場面をたくさん作ってしまいました。逆に中盤でボールを奪われ、DFの裏へボールを入れられるピンチを何度も作ってしまうミスも目立ちました。

後半はサイドを起点に攻撃を仕掛け、相手の裏に回りたい狙いがありましたが、サイドの高い位置まで行っても、相手を怖がらせるような攻撃ができず、単調に攻めが終わってしまうシーンを作ってしまいました。途中相手選手も足がつり出し、運動量で相手を上回りたいところでしたが、中途半端な攻撃で終わってしまうシーンが多く、結局スコアレスドローでの終戦となってしまいました。

これでU-18前期での上位リーグ進出は絶望的となってしまいました。リーグ戦が4部制になって、これまでは上位リーグに進出はしていました。進出のためには今日は絶対に勝たないといけない試合でしたが、結果として結びつけることは出来ませんでした。

課題がたくさんあります。

まずは試合中のメンタリティ。
試合中に声をかけて盛り上げたり、指示を飛ばしたりという戦うために必要な気持ちが欠けているように思います。これは技術に関係ない部分。焦りが先に勝ち、必要な手立てができていません。そして、試合が終わってもヘラヘラとしている者もいる始末で、このようなチームが勝てるチームでしょうか?1年生が今試合にたくさん出ている以上、過去を知っている上級生は、チームを引っ張る意識を持って練習・試合に入らなければ行けません。全体がまだまだ受け身のチーム状況です。

次に戦術理解。
チームとしてどう攻めるのか、どう守るのか。これが統一されていません。
コミュニケーションも足りませんし、日頃からのイメージの共有もまだまだです。サッカーノートも書いている選手もいますが、全体にはまだまだ浸透していません。
組織として戦わないといけないのが高校サッカーです。個人で戦ってもうまく行かないところに気づいてほしいところです。


そして運動量。
ここぞというところでまだまだ走れません。今日も後半に運動量がガクッと落ちました。今のチームはしんどい練習を嫌うところがあります。それで良い結果を出せるのなら、そうすれば良いのでしょうが、当然結果は結びつきません。強いチーム、勝てるチームの必須条件として「走れる」ということがあります。ようは走らなければ勝てないということです。今のチームはまだまだ走れません。

最後に技術。
今日明日ですぐに改善できるものではないかもしれません。しかし、ちょっとしたコントロールやパスのミスでリズムが生まれません。日頃のトレーニングで技術にこだわったプレーができている選手はあまり見受けられません。その割に単調な技術練習は嫌がっている選手もいます。試合ではトラップや判断のミスが目立っていますが、それを改善しようとする意識はまだまだ低いです。

こういう現状をどれだけの選手が受け止めて行動に移せるか。これが一番の課題でしょう。今は自分のことを優先してしまう子供達が多いです。考え方の変化も必要でしょう。

とにかく課題は山積みです。
一人一人が意識を変えて明日からやって行ってほしいです。

明日は富岡東高校(徳島)・金光藤蔭高校と練習試合を行います(10:00〜@上宮太子)。
今日を受けての明日の試合。どれだけの選手が意識して試合に臨めるかを楽しみにしたいと思います。

星光高校のみなさま、本日はありがとうございました。