5/4(木)、本校グラウンドに徳島県の富岡東高校、金光藤蔭高校をお招きして、練習試合を行いました。
●対:富岡東
(白:上宮太子、緑:富岡東)
A戦:1-3(0-1、1-2)※30分×2
昨日のU-18での引き分けからの連戦。3連戦の中日です。
前半の立ち上がりにDFからGKへのバックパスを相手FWにさらわれて失点。なんとも言えない立ち上がりとなりました。
その後は中盤での攻防が多くなり、連続した守備からボールを奪って攻撃につなげるという場面を多くつくることができました。昨日の反省もあり、周りが良く声をかけ、集中して中盤でボールを奪って、相手陣内で攻撃をするこという流れができていたように思います。しかしシュートに行くまでの流れが悪く、シュートに至らずにボールを奪われたり、相手にカットされたりというシーンが多かったように思います。ただ内容が悪くなかっただけに、最初の失点は痛いものでした。
富岡東と金光藤蔭の30分のゲームを挟んで、太子の2本目。相手陣内でボールを細かく繋いでシュートまで持って行こうという意思が感じられました。しかし、まだまだシュートまでの部分でボールを奪われたり、相手にカットされるシーンが多かったように思います。また、そこから奪われてカウンターを食らい、DFラインの隙をつかれて失点をしてしまう場面を作ってしまいました。ゲームの流れとしては悪くはありませんでしたが、攻守の切り替えや攻撃、特にフィニッシュの部分でやり切ることができず、逆に中途半端に奪われてやられてしまうという内容のゲームだったように思います。
A戦:3-0(1-0、2-0)※30分×2
B戦:0-0(0-0、0-0)※30分×2
前半から中盤での攻防が激しく、そこで奪われて差し込まれてしまうシーンも何度もありました。しかし、前回と同じようにはやられじと、粘り強く相手に対応することができたと思います。奪ったボールを早く広い方向に渡し、そこからチャンスを伺おうという攻めができたように思います。前線の選手がかなり身体を張って動き回ってくれたこともあり、相手の背後へ抜け出たボールを決めて得点することができました。
A戦の2本目は今日のラストゲーム。6本目ということもあり、運動量は落ちてしまいましたが、最後まで集中を切らさずに戦ったと思います。相手のゴールまでで混戦を作って、そこからシュートを打つシーンが何度かあり、得点もその中から生まれました。相手の足が止まっていたところを、最後まで走り切った選手もおり、しんどいゲームを制することができた内容だったと思います。
特に金光藤蔭との試合は、先週に0-5で敗れた相手ということもあり、どこまでできるかというところがポイントでした。先週とは少しメンバーやポジションの変更はどちらもありましたが、相手の好きなようにやらせず、粘り強く戦うということができたと思います。
また昨日の試合の反省のポイントであるメンタリティの部分では、今日は上級生が存在感を出してくれたと思います。ケガ人が多発して今日は17人での試合スタートでした。そのうち上級生は5人。ケガもあって本来ならば途中で交代したかったところでしょうが、最後まで良く走り、試合中ではよく声をかけ存在感を発揮してくれたように思います。今日は苦しい試合だったと思いますが、これを続けていけるようにしてほしいものです。
しかしながら、激しい戦いの中でケガ人がさらに増え、B戦ではGKをフィールドで出場させないといけない程でした。最終的にプレーできたのは14人。サバイバルのように、日に日に人数が減って行ってしまっています。1年生が特にケガの防止も含めて、これから強い身体を作っていってほしいと思います。
攻撃や守備のイメージの統一も、コミュニケーションを取りながら少しずつ理解しようという姿勢が見えてきています。まだまだリアクションでサッカーをしている感は否めませんので、一日でも早い理解を求めたいところです。今日のように試合数をこなすことで理解できることもあると思います。まずは試合に出られる状況にして、一層の理解を深めてもらいたいと思います。
今日のゲームで内容の修正は少しできましたが、3チームやって1番弱いチームだったと思います。結果としては結びついていないので、当然まだまだです。燿少しできたことで満足しまうのが、上宮太子の特徴でもあるので、そこから早く打開できるよう、高い意識をもって明日も取り組んでほしいと思います。
明日は3連戦の最終日。懐風館高校と練習試合を行います(14:00〜@上宮太子)。今日以上のゲームができるよう、3連戦の良い締めくくりをしてほしいと思います。
富岡東高校のみなさま、金光藤蔭高校のみなさま、本日はありがとうございました。