10/16(日)、本校グラウンドで和歌山県の初芝橋本高校のＣチームをお招きして、練習試合を行いました。
(青：上宮太子、赤：初橋Ｃ)
結果：1-2（前半：0-1、後半：1-1） ※35分×2
Ｂ戦：1-2（1-0、0-2） ※30分×2
全国大会にも多数出場している和歌山県の初芝橋本高校のＣチームとの練習試合。
Ｃチームとは言え、強豪校と試合をさせてもらえる良い機会でした。
しかし、上宮太子は、ケガ人や発熱などもあり、フィールド10人で戦わないといけない中での試合でした。
前半は球際の強い相手にペースを握られ、中盤での攻防が多かったように思います。
なんとかDFラインで踏みとどまるも、空いたスペースにボールを運ばれ、ギリギリで防ぐという苦しい時間が続きました。
オフサイドで救われる場面もありましたが、ラインコントロールがそろわず、簡単に相手にDFラインの裏を取られる場面も多くありました。
前半17分にDFラインの裏に出たボールから失点。GKとDFのコミュニケーションもはっきりしない失点でした。
その後相手に退場者が出て10人となりましたが、前からボールを奪いに来る相手に対し、こちらの好きなようにはさせてもらえませんでした。
後半は球離れをより早くして、ハードワークを増やしたいところでしたが、相手もスペースを使ってよりシンプルな攻撃を重ねてきました。トラップミスやパスミスからピンチになることも多く、守備に回る時間が多かったように思います。後半24分にコーナーキックからの流れで失点。これもクリアミスから奪われた失点でした。しかし攻撃のチャンスも前半より多く、相手の背後やサイドのスペースから良い形を作り出せる場面もありました。後半終了間際には、右サイドのクロスをニアサイドに飛び込んだ選手が合わせて1-2に。身体を張ったゴールでした。シュート数は後半相手より上回ったものの、奪えたのはこの1点のみでした。
運動量は相手の方が上回っていました。2列目から前の選手を追い越して走るシーンが目立ち、オフサイドも多かったですが、攻撃への姿勢は身を見張るものがありました。その相手に負けじと、特に後半は運動量を上げて、前の選手が良く走ったと思います。また攻撃での球離れが良くなってからリズムも生まれ、良い時間帯もありました。ちょっとした判断ミスや技術的なミスからボールを失って失点する内容でしたが、ほんの少し前までＡ戦に出場したことがない選手も混じった中の試合は、良い収穫があったと思います。
しかしながら初橋の選手たちは、試合終了後に全員が100mダッシュを約20分間行っていました。このような厳しいトレーニングがあるから試合でも走れる体力がつくということを目の当たりにしたように思います。選手たちにとっても良い刺激をいただいた練習試合だったと思います。
この2日間でほとんどの選手が出場し、今の自分に何が足りないのかというのがはっきりと分かったように思います。今は人数が少ない分、ほとんどの選手にチャンスがあり、良い経験をさせていただきます。またＢ戦も含めて出場しないといけないと考えると、ゲーム体力をつける良い機会だと思います。技術的なミスは練習でカバーしないといけませんが、今のこの状況をプラスに考えて、戦ってほしいと思います。
来週からは南河内研修リーグも始まります。U-18リーグとの戦いとは少し違いますが、日ごろなかなか試合することのないチームとも試合をさせていただける機会です。
人数は少ないですが、グラウンドでサッカーをする人数は同じ。部員全員がレギュラーであるという自覚を持って、明日からのトレーニングに励んでもらいたいと思います。
初芝橋本高校のみなさま、本日は遠いところからありがとうございました。
