Jグリーン堺主催「OSAKA PRIDE 2020 U-18」の2日目に参加しました。
今日は予選リーグの3試合目と、順位別トーナメントの1回戦です。
リーグ戦に先駆けて、今日も試合前にフレンドリーマッチをさせていただきました。
大阪学芸高校と25分マッチを2本させていただきました。
前半は、攻守の切り替えも良く、中盤から粘り強く対応しました。相手ボールを奪ってからサイドのスペースやDFラインの背後からチャンスを作るも、得点を奪うにはいたりませんでした。
後半は、自陣でのボールロストが多く、ミスから守備の対応が遅れる場面が目立ちました。攻撃では、サイドのスペースを狙うも、シュートまで至ることがなかなかできませんでした。
大阪学芸は3年生メインのチームに対し、1・2年主体のチームで粘り強く戦うことができたと思いますが、最後は個々の力の差で対応しきれず、失点を許す形となってしまいました。しかし、経験豊富な上級生と試合ができることで、新たな経験値を得る、とても貴重な場を与えてもらったと思います。直前のお願いにもかかわらず試合をしていただき、ありがとうございました。
そのあとはリーグ戦の3戦目、初芝立命館高校との対戦です。
中盤での激しい攻防が見られましたが、粘り強い守備を継続して行うことができました。良い攻撃の形がみられるも、シュートまでなかなか至ることができず、チャンスを活かしきることができませんでした。
後半に入ると、自陣でボールを回される時間が増えピンチを招くも、前線が積極的な動き出しを見せ、チャンスメイクが少しずつできていきました。その流れの中で、中盤でボールを奪ったところから、うまい抜け出しでGKとの1対1を制して先制。しかし、試合終了間際に、サイドからのクロスを押し込まれ、1-1で試合終了となりました。
最後は足が止まってしまいました。「ドーハの悲劇」のような幕切れとなってしまいました。
勝てば3位となるところでしたが、この試合の結果2敗1分けでリーグ4位となりました。
4位トーナメントの初戦は興國高校との試合。
立ち上がりから相手ペースで試合が始まるも、守備のミスから立て続けに失点を許してしまいました。その後メンバーを入れ替えながら立て直しを図りましたが、個々の力で上回る相手に対し、守備に回る時間が多く、なかなか攻撃に転ずることができませんでした。
後半も相手ペースで試合が進みましたが、失点をしても、最後まで得点に繋げようと、グラウンドの雰囲気が少し良くなったように感じました。
興国高校とは、今年度の3部リーグではなかなか太刀打ちできませんでしたが、昨年の4部リーグでは勝利を収めることができました。
しかし、これはAチームだけの結果であり、今回の大会はチームを2つにわけて、学年関係なくチーム編成をして戦っています。
これが今のチームの現状です。
ミスからの失点。そこから雰囲気が悪くなり、相手のミスを指摘したり、他人の責任をなすりつけるような発言がみられます。
また、攻守の切り替えも遅く、相手の攻撃に対して最後まで対応できない選手もまだまだいます。
トップチームの選手が出場した試合でも、いつもと違うリズムになかなか対応できずにイライラする者もいます。
しかし、全員が底上げしないと、チームの向上にはなりません。
この2日間、ミスからたくさん失点してしまいました。正直、防げた失点です。
勝てたゲームを拾いきれなかった試合もありました。
この現状をどれだけの選手が受け止められるか。
1人1人が自分の責任と受け止めることができれば、明日からの行動も変わると思います。
今日も非常に炎天下の中で試合となりましたが、1年生も少しずつ暑さになれ、試合中にできることも増えてきたように思います。
この大会で確かな成長も感じられる部分も大いにあります。
あとは技術以外のメンタル面がどこまで成長できるか。
あともう1日大会は続きます。少しでも吸収できる締めくくりを期待したいと思います。
本日の試合でも、試合に出ない生徒はマスク着用を義務付け、休憩中もソーシャル・ディスタンスを保ちながら、1日過ごしました。
感染症・熱中症に最大限の注意を払いながら、残り1日頑張ってほしいと思います。
大会の詳しい結果は、以下をご覧下さい。
大阪学芸高校のみなさま、初芝立命館高校のみなさま、興國高校のみなさま、本日はありがとうございました。
【試合結果】
TRM 大阪学芸 0-2(0-0.0-2) ※25分×2
予選リーグ 初芝立命館 1-1(0-0.1-1) ※25分×2
順位別トーナメント 興國 0-6(0-4.0-2) ※25分×2