8/22（木）、U-18リーグが終わってから本校グラウンドでボランチ大阪さんをお招きして、練習試合を行いました。
結果；3-9（2-5、1-0、0-4）※30分×3
U-15アドバンスリーグ2部に所属するクラブチーム・ボランチ大阪さんとの試合。午前中の試合から1・2年生だけを学校へ戻しての試合。実質上新チームとしての初めての試合です。
1本目は開始3分で3失点。DFがクリアミスをしたり、もたついたりする間をきっちりと詰められ、決められてしまいました。開始10分足らずで選手交代をしながらバランスを整えるもの一進一退の攻防が続きました。相手は敵の少ないスペースを利用してシンプルに攻撃をしますが、太子はその隙を突かれてアタフタしてしまいミスを重ねて自滅する展開。完全に相手にペースを掴まれた1本目でした。
2本目は1本目の途中とほぼ同じメンバー。1本目途中から落ち着きを見せ、徐々にリズムも出てきましたが、2本目途中から体力的に厳しい選手も出てきており、点を取らないといけないところで決めきれなかったり、走りきれなかったりと、良い場面を作るものの、1本目の差を埋め切るところまではいきませんでした。
3本目は女子も含めたBチーム主体のメンバー。完全に相手にゲームを支配され、中盤から崩されて失点を重ねてしまいました。
これまであまり試合に出場していない者もこれからは出場の機会が与えられます。しかしその経験不足がこの試合で一気に出てしまったように思います。コミュニケーションも少なく、雰囲気の悪い中ゲームが進み、その中でミスを重ねて、という悪循環の連続だったような気がします。
今日の試合で残念だったのが、負けている状況で「自分がどうにかしてやろう」という戦う姿勢を持った者が少なかったということです。今日は午前中からの試合で疲労もあったかと思います。しかし試合開始早々からその様子がはっきりとわかりました。その時点で戦う集団ではありません。
相手は中学生とはいえ太子の選手より能力や経験値が高い選手も多いのもかかわらず、相手より走れなければ当然勝負にはなりません。体力的にもまだまだ厳しいですが、それを支える精神面がまだまだ育っていません。試合中にミスを人のせいにしている雰囲気もありました。また負けている状態にもかかわらずベンチでふざけていたり、ヘラヘラと笑っている者もいました。この状態では新チームはこれから先苦労を重ねなければならないような気がします。
今日は先日のオープンキャンパスに参加してくれた中学3年生のうち1人の生徒さんが体験練習に来てくれました。高校生と一緒に交じって試合にも出場し、得点こそ至りませんでしたが、高い技術を見せてくれ、太子の高校生に良い刺激を与えてくれました。
今日は午前中は納得のゆく勝利で終わりましたが、午後からは非常に悔しい敗戦。1日で真逆の体験をしたような気がします。新チームは課題がたくさんあるように思います。今までは3年生やAチームの陰になって許されていたことも、今後は許されないこともたくさんあります。1・2年生は今日の敗戦を真摯に受け止めて、今後の練習に取り組んで欲しいと思います。
ボランチ大阪のみなさま、本日はありがとうございました。
