「高円宮杯 U-18サッカーリーグ OSAKA 2016」4部 中河内・南河内ブロック 後期Bグループ の第9節が花園高校で行われました。
（青:上宮太子、オレンジ:藤井寺）
結果:1-0（前半:0-0、後半:1-0）
U-18リーグの最終節はプレーオフ進出をかけた接戦となりました。
引き分け以上でプレーオフ進出が決まる藤井寺高校はリスクを冒さない守備的なシフト。それに対して、勝たないとプレーオフ進出がない上宮太子は攻めるしかありませんでした。
しかし守備的な相手になかなか攻め入る隙を与えてもらえず、特にゴール前のスペースに全くと言っていいほど入れてもらえない状態で、完全に攻めあぐねてしまった内容でした。また中盤で奪われたところから一気に速い攻撃を見せられてピンチを迎える場面もありました。スローペースで進んだ試合でもあり、相手に合わせてしまって自分たちのリズムが良くならない内容となりました。
後半はさらにギアを上げて攻めることをテーマに送り出しました。すると後半開始1分にコーナーキックから先制することができました。これで終われない相手は太子ゴールを目指して猛攻をかけようとします。ただこの後中盤からの守備が機能し、よく集中して守ることができたと思います。また相手が攻めようとする分で空いたスペースに、前線の選手も運動量を上げ、追加点こそは上げることができませんでしたが、最後まで走りきることができたと思います。少ないながらも他に決定的なチャンスで決められなかったのは残念でした。全体的に守備に回る時間は長かったですが、相手に決定的なチャンスをあまり作らせず、コミュニケーションを取りながら高い集中力の中でのゲームだったと思います。
試合内容としては決して褒められるものではありませんでしたが、勝ちにこだわって良く集中し、1点を守り切ってくれたと思います。とくに残留した3年生の働きは今日も目を見張るものでした。この4人の3年生は選手権予選以降さらにひと皮むけたような気がします。
今日勝ったことにより、4部上位リーグBグループでの2位が確定しました。3部昇格をかけて、他地区のリーグ2位のチームとプレーオフを戦うことができます。昨年は勝ち点1の差で3位となり、プレーオフに進出することはできませんでしたが、今年は昨年の雪辱を晴らしてくれたと思います。
プレーオフは10/10（月）、豊能・三島地区の2位チームと対戦します。対戦チームなどの詳細情報は、まだ決まっておりませんが、目標達成に向けた最後の戦いがいよいよ行われます。どの相手になるかわかりませんが、自分たちのサッカーをして、さらに結果もついてこれる試合としてほしいと思います。
次の試合は10/2（日）、大阪府教育センター附属高校と練習試合を行います（14:00〜＠上宮太子）。中間考査前もプレーオフに向けた練習も行わなければなりませんが、意識の高い生活を送って大一番に臨んで欲しいと思います。
藤井寺高校のみなさま、また会場提供をして下さった花園高校のみなさま、本日はありがとうございました。
