「高円宮杯 U-18サッカーリーグ OSAKA 2016」4部 中河内・南河内ブロック 後期Bグループ の第5節が狭山高校で行われました。
(青：上宮太子、白：八尾)
結果：0-2(前半：0-1、後半：0-1) ※40分×2
Ｂ戦：対：八尾Ｂ 0-2(20分×1)、対：狭山Ｂ 0-0(20分×1)
合宿明けの初試合はU-18リーグ、八尾高校との一戦です。
前半から優位に試合を進めたいところでしたが、前線になかなかボールが収まらず、またパスの出しどころがなかなか見つからずにボールの球離れが悪くなったり、パスミスをして取られてしまうシーンが目立ちました。DFラインの裏を突こうとしますが、相手DFに跳ね返され、ゴール前に人数をかけて攻撃することができませんでした。サイドを突破して相手陣内で優位にしたいところでしたが、前半12分にカウンターで右サイドを突破されて失点。そこから何とか得点を奪いたいところでしたが、決定的な場面を作り切れませんでした。
後半は相手より走ること、相手陣内でサッカーすることを望みたいところでしたが、ゴール前まで行くもののそこからの展開が広がらず、また焦って視野が狭くなり、チャンスを生かしきれなかったりという内容でした。得点が取れそうな雰囲気があったものの、シュートまで至らなかった場面もありました。ラスト15分はほとんど相手陣内で猛攻をかけましたが、得点を奪えず、逆に前のめりになったところを後半38分に失点して0-2で敗退してしまいました。
シュート数は相手の3倍ほどありましたが、相手は少ないチャンスをものにし、逆に太子は、ペナルティエリアの中でちゃんとミートして打ったシュートはほとんどありませんでした。攻撃は焦ってしまって周りが見えなかったり、ドリブルを仕掛けて取られてしまったり、と良い内容ではありませんでした。また最初からリズムは悪かったですが、悪い時にはきっちりと試合中の雰囲気が悪くなり、試合中で自分たちで掛け合う声は非常に少ないものでした。
合宿では短いパスと運動量で相手を崩すことをテーマにやってきましたが、少しレベルが高いチーム相手になると簡単に自分たちを見失ってしまいます。この悪循環をどう断ち切るか。今日は非常に暑い中での試合となりましたが、冷静にプレーできた者はすくなかったと思います。負けている状況で焦って悪循環するということに気付いて、その流れを断ち切るための工夫が必要だと思いました。
今日の敗戦で3部昇格は非常に厳しいものとなってしまいました。しかし選手権予選まであと20日。3年生にとっては残り少ないですが、まだありがたいことに修正する時間が少しだけあります。今日の敗戦は非常に悔しいものでした。しかしこの敗戦をどう生かすか、何を後輩たちに残すのか。3年生はもっと自分たちに向き合って考えてほしいと思います。また、チーム全体としてこの敗戦を受け止め、残り期間でできることを見つけてやっていかなければなりません。課題は多いとは思いますが、そこに目を背けて、後悔しても仕方ありません。1人1人がしっかりと自分の課題を見つけて、取り組んでほしいと思います。
8/10(水)はみどり清朋高校と練習試合を行います（9:30〜@みどり清朋）。また、次のU-18リーグは8/12(金)、八尾翠翔高校と対戦します(15:00〜@生野高校)。残りのリーグ戦でしっかりと結果を残して、次につなげていきたいと思います。
本日は対戦していただいた八尾高校さん、会場提供して下さいました狭山高校さん、ありがとうございました。
