UENOMIYA TAISHI FOOTBALL CLUB~上宮太子高校サッカー部~

上宮太子高校サッカー部の公式ブログです。試合や活動の様子を紹介します。【中学生の方へ】体験練習・練習見学を随時受け付けています!詳しくは「体験練習・見学について」を見てください!!

MENU

H28 7/24 U-18 後期第3節 かわち野高校戦

高円宮杯 U-18サッカーリーグ OSAKA 2016」4部 中河内南河内ブロック 後期Bグループ の第3節が布施高校で行われました。

(青:上宮太子、エンジ:かわち野)








結果:3-2(前半:2-0、後半:1-2)※40分×2
B戦:対:布施高校B 1-6(0-4、1-2) ※25分×2

リーグ戦初勝利を目指しての一戦は、非常に後味の悪いものとなりました。

前半から上宮太子ペースで試合が進みました。パスでサイドや相手DFラインの背後へとつないでチャンスを作り、また、奪われた後も比較的早くマイボールにできる展開でした。かわち野高校は大柄な選手が多く、フィジカルでは太子より上回っている選手も多かったですが、守備を優先してカウンターを狙う形が多かったため、太子のボールポゼッションは非常に高いものでした。

先制したのは開始6分。DFがボールを保持したところを奪い、そのままシュートを決めて先制。また14分にもペナルティエリア付近の展開からミドルシュートが決まり2-0に。ただ、そこからはボールを持ちすぎて相手に厳しく詰められたり、奪われたり、また攻撃も単調になって、せっかく攻めあがっていてもアーリークロスが簡単に相手GKに取られたりと、チャンスを作りながらも、攻撃の工夫があまりありませんでした。

後半は相手がさらに守備的になったこともあり、ペナルティエリア付近でボールを展開するも、シュートまで行けないシーンが多々ありました。ボールは支配しているが、決定的なチャンスをつくれない、またシュートまで至らない状態になりました。相手のDFを何とかこじ開けようとしても、なかなかうまくいかず、逆にパスをカットされてカウンターを食らいピンチになるという状態でした。ボールに対する相手のチェックもだんだんと厳しさを増し、試合の中で感情をコントロールできない選手も出て来てしまい、また雰囲気も悪くなりと、攻めているのにあまり良い状態では戦えなかったものでした。

後半30分に追加点。しかしそこから展開が大きく変わってきます。
そのキックオフ直後から相手が前からボールを奪いに。太子のDFが浮き球の処理をもたついている間に奪われて失点。そこからかわち野は勢い付き、後半38分にシュートをGKがファンブルしてしまい3-2に。試合は勝利することはできましたが、非常に後味の悪い試合となりました。

今日の試合を振り返って、まず1つは決定力不足。決めておかなければならないシーンがたくさんありました。決められるところで得点できていれば、もっと楽に戦えたと思いますが、GKとの1対1を外したり、シュートを打たないといけないところをパスしたり、周りが見えてなくてあわててプレーが止まったり、と練習がなかなか活かされていない結果となってしまいました。攻撃のバリエーションも少なく、攻撃中に全員が「どのように攻めればよいのか」ということがまだまだ理解できていない人も多いような気がします。特に後半はほとんどが相手DFの前で攻撃が終わってしまうケースが多々ありました。相手が嫌がるような攻撃がまだまだできていません。

そして、出場している3年生が試合中に感情のコントロールができていない状態では話になりません。プレーが雑になったり、どこかで人のせいにしていたり、「自分はちゃんとやっていた」と思う者もいるでしょう。このような精神状態ではまだまだ弱いと思います。

選手権大会まで残り約1か月。3年生に残されている時間は限られています。今のチームは強い時は強いです。私たちもビックリするような試合をしてくれる時もあります。しかし弱い時は本当に弱いです。最近は弱さが目立ちます。このムラをどれだけなくせるかが大切だと思います。
来週はU-18リーグ第4節で生野高校との対戦です(@生野高校、7/31(日)13:00〜)。同じリーグでもかなり高い実力を持っているチームです。その相手とどれだけできるのか。

今週は7/27(火)に懐風館高校とAチームマッチ(@上宮太子、16:30〜)、また7/29(金)には懐風館とBチームマッチ(@上宮太子、16:30〜)を行います。試合を通してステップアップしてほしいと思います。