「高円宮杯 U-18サッカーリーグ OSAKA 2016」4部 中河内・南河内ブロック 後期Bグループ の第1節が布施高校で行われました。
(青:上宮太子、赤:山本)
結果:0-0 (前半:0-0、後半:0-0) ※40分×2
B戦:対・布施高校 0-1 (0-0、0-1) ※20分×2
当初は山本高校で午前中に試合が行われる予定でしたが、会場都合により急遽布施高校で試合が行われることになりました。
試合は終始高い支配率で進みました。
相手のFWの前でボールを奪い、サイドのスペースを使いながらボールを優位に運ぶことができました。
しかし、トラップが少し浮いたり、パスが少し浮いたりというのが積み重なりなかなかリズムに乗り切れず、決定的なチャンスを作り出すことが難しい状態でした。相手も粘り強く守り、また選手交代をしながら流れを戻そうとする中で、ペースをなかなかつかませてもらえませんでした。
時間が経つにつれ、徐々に焦りの色も見え、ポジションのバランス、攻守のバランスが崩れ、雰囲気も悪くなり、またミスからカウンターを食らうことも増え、試合終盤の決定的チャンスも決めきれず、スコアレスドローで試合終了となりました。
終わって見ると山本高校のシュートが2本に対し、上宮太子は16本。
試合時間や会場の変更、ボールがはねやすいグラウンド、40分ハーフのゲーム、どれをとっても相手と同じ条件です。ボールの支配率は高かったですが、その中で決め切れないというのがチームの現状です。
この1週間、試合に向けて満足な練習ができたかというと、良い答えを出せる者はほとんどいない状況だと思います。試合に出ている中でも、試合に出ているだけで満足している者もいます。チームの中で意識の差も大きいです。現状に危機感を抱いている者もいますが、中には「自分が試合に出たい」しか考えていない者もいます。
そういう者は試合に出てもできることは少なく、戦術の理解度も低いです。
3部昇格を目指してのリーグ戦が始まりましたが、今日の試合は内容からして勝たなければならない内容の試合でした。その点から見ると勝ち点3と1では大きく違います。しかし、この結果は帰ってきません。チーム全体がこの結果を受け止めて、次からどうすべきかを考えて欲しいと思います。
明日から試験前に入り、約2週間クラブはありません。
試験明けには私学大会など大きな大会もあります。
同じことを繰り返さないよう、チーム全体が意識を上げて取り組んでほしいと思います。