「平成28年度 大阪高校春季サッカー大会（女子の部）」の1回戦が、大阪府教育センター附属高校で行われました。
上宮太子高校女子サッカー同好会の選手らは、合同Ｂチームとして、大教大平野・松原・布施北・勝山・大阪女子短大附属の選手たちと合同チームとして参加しました。
結果：0-1（前半：0-1、後半：0-0）
前半開始5分にGKとDFに抜けたボールを押し込まれ失点。前半はその後一進一退の攻防が続きました。太子の3年生2名は右サイドバックと右サイドハーフで出場。日頃から男子と一緒に練習しているだけあって、女子相手では当たり負けもせず、積極的にボールに絡んでいました。また、他の選手と比べても良く走り、攻守ともに良い活躍が見られました。
後半はポジションも変わり、攻撃するチャンスもありました。試合の流れとしては合同Bペースで進み、あと一歩でゴールという惜しいシーンが何度もありました。途中から太子の2年生の選手も出場し、みんなでゴールを目指しましたが、教育センター附属の選手たちの固い守備に阻まれ、0-1で惜しくも敗退してしまいました。
今日の相手の教育センター附属の選手たちは、これまで何度も合同練習で顔を合わせ、お互い良く知っているもの同士での試合でした。やりにくさも当然あったと思いますが、最後は負けたくないという気持ち、これで終わりたくないという気持ちが試合に現れたプレーを見せてくれたと思います。
女子の3年生2人は今日で引退します。彼女たちは上宮太子中の出身で中学1年生から上宮太子でサッカーを続けてきました。
高校に入学してもサッカーを続け、女子サッカー同好会を立ち上げる中心となってくれました。なかなか人数が集まらず、また男子と同じ練習をするのは本当につらかったと思います。その苦しさを乗り越えてここまで続けてきました。
しんどかっただけではなく、きっと様々なことを学んでくれたのではないかと思います。今日で終わってしまうのは本当に惜しいですが、後輩たちのためにも、これからも女子サッカー同好会を見守り続けてほしいと思います。
女子でサッカーをすることにハードルも高かったと思いますが、彼女たちを支えて下さったご家族の理解あってこそここまで続けられたと思います。本当に感謝の思いでいっぱいです。
今日もご家族をはじめ、先生方や同級生、友人など本当にたくさんの方が応援に駆け付けて下さり、またたくさんの差し入れをいただきました。本当にありがとうございました。簡単なご挨拶しかできなかったことお許しいただけたらと思います。今日は他校さんもあつめて合同Bチームの応援に100名を超えるのではないかという方々が応援に駆けつけて下さいました。このような環境でサッカーができることもなかなかありません。本当に幸せなことだと思います。
ともに戦ってくれた合同チームのみなさん、関係の先生方も本当にありがとうございました。
残された部員はまだまだこれからチャンスがあります。彼女たちの分まで精一杯頑張ってほしいと思います。そして今日引退してしまった3年生は、次のステージで活躍できるよう頑張ってほしいと思います。
