5/29(日)、大阪偕星学園高校さんと練習試合を行いました。
(エンジ:上宮太子、青:大阪偕星)
結果：2-0（前半：1-0、後半：1-0）※35分×2
Ｂ戦：0-6（0-2、0-1、0-0、0-1、0-2）※25分×2
前半から守備の意識を高く持つことをテーマに試合に入りました。
大阪偕星は細かいパスで崩そうという狙いが見えましたが、相手の縦パスに対しての守備をしっかりといくことができました。
前半17分に相手GKがペナルティエリア外でボールを持ったところを太子のFWがカットし、そのままシュートが決まり先制。
その後も膠着した状態が続きましたが、中盤での攻防に良く耐えたと思います。1-0で前半を折り返しました。
相手メンバーが入れかわっての後半。ボールの支配率は相手の方が多く、中盤に入って来たところからの守備を意識しました。相手も細かいパスで揺さぶりをかけ、案の定それによってポジションがずれて危ないシーンも作らせてしまいましたが、今日は味方をカバーする意識が高かったと思います。後半17分にペナルティエリア付近で奪ったボールから走り出したFWに良いパスがつながり、その後のGKとの1対1を制して2-0に。カウンター攻撃で追加点を奪うことができました。
全体を通して相手のシュート数が4本、太子が5本と見ると、中盤やDFラインでの攻防が多かったかということがわかります。緊迫した内容でしたが、良く集中して守備ができたと思います。試合内容はほとんど相手がボールを支配していましたが、後半途中からはボールを回させていたという時間帯もありました。内容は決して良いものではなく、相手を崩しての得点というものはありませんでした。「勝たせてもらった」という内容のゲームだったように思います。
足元の技術、フィジカル、キックの精度、走る意識など、どの面をとってもまだまだ相手の方が上回っているように思います。今日も中盤やDFで激しいプレーもありました。太子の選手は簡単にこけたり、バランスを崩れたりと、フィジカルの弱さもはっきりしたように思います。またB戦を見ると、相手との差は歴然です。A戦での流れをB戦では作ることができませんでした。ボールがなかなかつながらず、またDFをしていても相手に簡単にかわされ、中には試合中にイライラする者もおり、内容としては褒められるものではありませんでした。
今日は試合前の準備の段階から良ろしくなく、また学校のルールを守れないものもいるような状態での入りとなり、正直負けていてもおかしくない試合でした。今日の勝利で喜べるものはありません。むしろ反省の方が多いように思います。3年生は残りの期間が限られており、これからできることもそんなに多くありません。もうじきU-18リーグも始まります。今日の試合の入り方ではいずれ足元をすくわれてしまうように思います。1人1人がサッカー部員であること、上宮太子の生徒であることの自覚をもって、臨んでほしいと思います。
