「平成28年度 大阪高校春季サッカー大会」の1回戦が、泉北高校で行われました。
（エンジ：上宮太子、白：青）
結果：1-1（PK：4-2）（前半：1-1、後半：0-0）
春季大会はいよいよ始まりました。
試合前から緊張する生徒も多く、表情が非常に固かったように思います。
試合が開始してからも立ち上がりは緊張でガチガチになっている選手もおり、開始直後にあわや失点という雰囲気すら出てしまうような始末でした。
ボールに触れて行くうちに徐々に落ち着きを取り戻した選手も多かったですが、いつも以上にミスが目立ったように思います。
前に速い選手がいる北野高校にDFラインの裏を狙われ、危ない場面を何度も作られてしまいました。中盤での競り合いからボールを失うシーンが何度かありましたが、太子も前の選手にタメができ、そこが起点となった組立ができました。
前半21分に、ペナルティエリア付近のこぼれ球からのミドルシュートが直接入り先制。しかし、その5分後にぺナルティエリア付近からの直接フリーキックを決められ、1-1の同点に追いつかれました。前半は前線で起点ができ、良いチャンスも何度かありましたが、相手の守りも固く同点のまま折り返しとなりました。
後半は、中盤での競り合いに負けることが多く、そこからだんだんとリズムが悪くなっていきました。相手の速いカウンターから守備に回る時間が増え、バランスが少しずれたところをなかなか修正できないままの後半でした。守備も後手に回ってしまうことが多く、攻撃のリズムがなかなか作れずに終わったように思います。
流れの悪いまま後半も終了、PK戦となりました。太子は後攻に。
北野高校の3・4本目をGKがセーブし、逆に太子は4人全員が成功。4-2でPK戦を制し、初戦を突破することができました。
試合内容としては非常に悪かったです。最初にやりたかったことがほとんどできないまま、また相手の対応に追われたまま70分が過ぎ去ったように思います。普段練習していたことを活かせば、もっと楽な試合展開ができていたのではないかと思ってしまうぐらい、リズムの悪く落ち着けなかった試合だったと思います。
しかしそのような状況の中でもなんとか引き分けからのPK戦を制し、勝利できたことは良い経験になったと思います。かつて同じ会場でのPK戦で負けたことがありました。相手は当然違いますが、その時の因縁も一緒に飛ばしてくれたような気がしました。
この大会で負ければ引退する仲間もいますが、これでまだ一緒に時間を過ごすことができます。次の2回戦を見据えて、今日の試合でできなかった反省を踏まえてまた明日から頑張ってほしいと思います。
今日の試合には多くの保護者やOBの方々も観戦に来ていただきました。彼らに力を与えて下さったと思います。本当にありがとうございました。
次戦は伯太高校との試合です（9:30〜@泉大津高校）。さらなる高みを目指して頑張りたいと思いますので、引き続きのご声援よろしくお願いします。
