8/24(水)、本校グラウンドで奈良県の香芝高校をお招きして、練習試合を行いました。
(赤:上宮太子、青/水:香芝)
結果:1-1(前半:1-0、後半:0-1)※35分×2
B戦:0-7(0-2、0-4、0-1) ※30分×3
選手権予選前の最後の練習試合は、昨年度の全国選手権大会の奈良県代表である香芝高校との対戦でした。
前半は中盤での攻防が多くなり、攻められる時間も多かったですが、太子も少ないながらもチャンスがあった内容でした。
フィジカルが強く、技術も高い香芝の選手に対し、中盤でボールを奪おうとするも、中盤で奪えずなんとかギリギリで防ぐというないようでした。攻撃面ではサイドをスペースを使いながら、相手陣内に入るもののシュートまではなかなか打たせてもらえない時間帯が続きました。前半28分に、相手陣内の競り合いの中でPKを獲得し1-0に。そのまま前半を折り返しました。
後半は立ち上がりから相手のプレッシャーが増し、ボールを奪ってから速く攻めようと、ドリブルで突破したり、シンプルにゴール前にボールを放り込みチャンスをつくろうと、前半まではできるだけボールを繋いで崩そうというサッカーから、簡単にゴール前で勝負するサッカーに変えてきました。相手に簡単にボールを蹴らせまいと前線からディフェンスを試みるも、簡単にはがされたり、またフォローの動きも速く、中盤からゴール前で守備をする時間が非常に長かったように思います。後半32分にゴール前の混戦をつくられて1-1の同点に。なんとか粘りましたが、1-1のまま試合終了となりました。
試合後は相手チームさんのご厚意もあり、PK戦を行わせていただきました。
結果は3-5。香芝が先攻で全員成功、太子は1人がはずしてしまいました。
相手はレギュラーメンバーが数名抜けていたものの、昨冬に全国大会に、また今年の6月に近畿大会に出場したメンバーも数名いるチームです。そのチームがプライドを賭けて戦ってくれました。選手たちからすれば同じ高校生かもしれませんが、能力も技術も高い相手とガチンコで対戦していただける機会はめったにありません。
相手も特に後半は負けられない思いから徐々に運動量が増え、当たりも厳しくなり、声も増え、高いプレッシャーの中で試合をさせてもいただくことができました。ただ、太子は相手の勢いに徐々に押され、後半は攻め手があまりありませんでした。攻めることの難しさ、守り切ることの難しさも学ばせてもらいましたし、しかしながら、相手の高い能力のおかげでこちらの力も引き出してもらえたように思います。選手権予選の直前にこのような試合をさせていただいたことは、本当に感謝以外の何物でもありません。
今日の試合で太子の選手たちはどこまで本気を出せたでしょうか。高いレベルの選手が多いとは言え、相手の方がボールへの意識や動きも高く、身体も張っていたように思います。逆に太子の選手の中でも、力を出し切れなかったり、後手に回って何もできなかったりした選手も多かったように思います。相手がどうあれ、自分たちのでやりたいことができなければ悔いが残ります。
それが最後の試合だったら…。
と考えると、今日ももう少し何かできたのではないでしょうか。
選手たちに残された時間は思った以上に少ないです。今日の戦いで自信を付けたものもいるでしょうが、まだまだ調子に乗れるレベルではありません。そのことを忘れずに、選手権予選初戦までの1日1日を大切にしてほしいと思います。
次の試合はいよいよ選手戦予選初戦です。相手は3部リーグに所属する清水谷高校です。8/28(日)、12:40キックオフです(@みどり清朋高校)。
思い切り力を発揮できる試合にしてほしいと思います。
香芝高校のみなさま、本日はありがとうございました!