「高円宮杯 U-18サッカーリーグ 2016 OSAKA」の4部リーグ 中河内・南河内ブロック 前期Cブロックの第4節がみどり清朋高校で行われました。
結果：2-0（2-0、0-0）※35分×2
Ｂ戦：0-1 ※30分×1
前半はサイドや前線にタメがあまりできず、裏へとりあえず蹴ってしまっている場面も多かったように思いました。特にサイドのポジショニングの悪さが目立ち、ディフェンスラインからのビルドアップがあまりできませんでした。しかし守備の意識は高く、前線の選手が高い位置からディフェンスをしてくれることで、中盤でボールを奪える形も多くできたと思います。守備からリズムができると攻撃のリズムが良くなり、サイドの高い位置で勝負できる回数も増えてきました。前半28分にコーナーキックからヘディングで押し込み先制、その後も左サイドの突破から追加点を終えることができました。
後半はパスをつないでの展開にチャレンジしましたが、あまりうまくいきませんでした。ボールは良く動きましたが、相手のゴールを脅かすところまではなかなかいくことができなかったと思います。決定的なチャンスはいくつかありましたが、ゴール前でのパス・トラップのミスが際立っていました。何点か取っておかなければならない場面は多かったです。
全体的に中盤やディフェンスからのパスミスや悪い奪われ方からカウンターで攻撃を受けるシーンが何度かありました。失点こそありませんでしたが、まだまだミスも多く、大きな課題の一つです。
また前線へ放り込んでしまうだけで、そこからあまり良い展開が期待できないのも事実です。特に浮き球の処理は練習が必要です。
またＢ戦も一本させていただきましたが、試合中の声がほとんどありませんでした。今日の試合で相手チームの監督さんがチームの選手に対して、「何のために試合に出ているのだ？」と聞かれていました。試合こそたくさん組ませていただいてますが、肝心の出場する選手の意識が低ければ試合をやる意味は感じられません。その辺もよく考えられるように育ってもらいたいと思います。
明日から本校は春休みになります。この期間中U-18リーグも含めたくさんの試合があります。その試合でしか学べないこともたくさんあります。試合をただこなしているだけでは、以前とあまり変わっていません。それぞれの試合で成長を感じさせられるような試合を行ってほしいし、その試合に向けて練習をしっかりと積んでもらいたいと思います。
次戦は3/24(木)、賢明学院Bと練習試合を行います(@上宮太子、14:00〜）3部リーグに所属する強豪ですが、このリーグ戦や練習で学んだことを発揮してほしいと思います。
