3/21(日)、大阪学芸高校にお招きいただき、練習試合を行いました。
25分×6本の10人制マッチで、1・3・5本目にA戦、2・4・6本目にB戦という位置づけで試合を行いました。
A戦は1本目の立ち上がりに相手にビッグチャンスを与えてしまい、2~3点決められてもおかしくない展開をしのいだ後は、リズムのある攻撃がみられ、相手陣内でもボールがつながり、相手の背後を突いた良い攻撃がみられました。
時折守備のバランスが崩れてバタついてしまうこともありましたが、中盤の選手が良い守備を見せ、そこから攻撃につながって、得点を重ねるということができました。
B戦は1本目は中盤の守備が固く、中盤で粘り強く守って攻撃につなげるという展開で、相手の背後を狙った良い攻撃も見られました。しかし2本目以降は、中盤から後ろの守備が崩壊し、ミスから失点を重ね、攻撃も単調となり、一方的に相手にやられてしまう展開となってしまいました。
結果としては、トータルで11-11。Aチームが作った貯金をBチームで食われてしまうという形となってしまいました。
全体としての課題は「入りの悪さ」。
昨日のU-18でも、後半開始1分で失点するなど、先に相手に先手を取られてしまう展開が非常に多くみられます。今日のゲームでも、A・Bともに入りが悪く、良いリズムで試合に入ることができていません。これはチームとしての課題としてとらえてほしいと思います。
そしてBチームの強化もしなければなりません。
同じ3部リーグ同士のBチームが戦って、ここまで差がつくということは、それだけチーム力に差があるということだと思います。
今日は戦う姿勢からしても差が大きくあると感じました。
相手チームの選手は声を出し続けて、チーム全体で「勝とう!」という姿勢があふれていました。身体を張って、闘志むき出しで戦う選手もたくさんいました。
太子の選手は、一生懸命プレーしているかもしれませんが、声も少なく、相手に勝ろうという気迫を感じるプレーは少なかったように思いました。
昨日のU-18リーグでも途中でケガ人が出ましたが、結果交代した選手は1人だけ。今のチームで、全体の流れを変えられるような選手層はありません。
このままAチームでケガ人が出てしまうと、戦えるチームではなくなってきます。
Bチームの選手は、現状に危機感を抱いてほしいと思いますし、もっと練習でストイックになってほしいと思います。その姿勢がチームの力の底上げとなり、チームを救うことにもつながります。
今日のゲームは、チームの課題や現状をいろいろと考えさせていただく、良い機会だったと思います。
このきっかけを大切に、次のリーグ戦に向けて強化を続けてほしいと思います。
大阪学芸高校のみなさま、本日はありがとうございました。
【試合結果】
A:10-2(4-0.3-2.3-0) ※25分×3
B:1-9(1-1.0-3.0-4) ※25分×3
※3/23 写真追加しました。