「高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ2021 OSAKA」3部リーグCグループの第3節が、OFA万博グラウンドで行われました。
2日前まで2年生は修学旅行だったこともあり、動きや体のキレに不安を感じた試合でした。(第2節は、修学旅行中の部員不足により、順延扱いにしていただきました)
前半立ち上がりに、相手の背後にうまく抜け出し先制するも、その後は相手の決定的なチャンスを何度も迎えてしまいました。立ち上がりのピンチを何とかしのぐも、その後も相手ペースで試合が動きました。守備に回る時間が長く続くも、何とか耐えて前半を勝ち越して終わりました。
後半も先手を取ることができ、相手の運動量が下がったところを前線から崩して得点を重ねることができました。しかし、終盤になるにつれて、相手も動きを盛り返し、ミスから不必要な失点をしてしまうなど、まだまだ満足できる結果ではありませんでした。
昨年の対戦では0-6と大敗してしまっただけに、今回は一矢報いようと意気込んでいた選手もたくさんいました。U-18の初戦で悔しい敗戦をし、そこから練習に取り組む姿勢が変わった選手もいました。
修学旅行やコンディション不良などで満足に練習できない中でしたが、気持ちだけは強く持っていたことが、今回の結果につながったように思います。
U-18の2021年初勝利を得られたことは、評価できることだと思います。
ただ、今回の結果は正直出来すぎだと思いますし、同じような試合をもう1度やろうと思ってできるものではありません。
そしてまだまだ満足できる内容ではありません。
チームとしてこれまで取り組んだ内容が、どこまでできたかというと、まだまだですし、そのことにチャレンジしようとした選手も少なかったのではないでしょうか。
今回はたまたま勝ち越して前半を終えましたが、もし追いつかれていたら、また勝ち越されたら、今回のような展開ではなかったと思います。
決して奢らず、次の目標に向けて頑張ってほしいと思います。
今日は20人登録でしたが、スタート11人と残りの2年生だけが試合への参加となりました。なお、スタート11人以外の選手は、午前中学校でトレーニングをしました。
4月から入学する新入生も練習に参加し、ボールワークを中心にトレーニングをしました。
現状のチームでは、まだまだレギュラーとして出場できる選手の層が薄いと思います。だれが出場しても同じようなレベルで試合ができるよう、チーム全体のレベルアップが重要です。
学校の桜の木も満開となっています。
この時期に吸収できることはたくさんあります。
今日試合に出場できなかった人たちの、一層の努力を期待します。
高槻北高校のみなさま、運営してくださった関係者のみなさま、本日はありがとうございました。
【試合結果】
6-1(1-0.5-1)※40分×2