「第73回 大阪高校総体 兼 第97回 全国高校サッカー選手権大阪大会」の3回戦が東住吉総合高校高校で行われました。
(エンジ:上宮太子、白:池田)
結果:0-2(0-2.0-0)
当初J-GREEN堺で試合が行われる予定でしたが、台風21号の被害があったため、急遽、東住吉総合高校で行われることとなりました。
前日からの雨でややぬかるんだグラウンドの中での試合でした。
前半立ち上がり5分に、GKが処理しようとしたところを、相手FWに奪われて失点。さらにその直後に、DFの対応が甘くなったところをつかれて失点。開始わずか7分で2点のビハインドを背負う立ち上がりとなりました。
その後落ち着きを取り戻すも、中盤での攻防に競り負けることが多く、なかなかシュートまでたどり着けない展開となってしまいました。
後半なんとか取り戻そうと、強度を上げて臨みましたが、なかなか相手ゴール前まで迫ることができませんでした。ボールの支配率は高かったですが、シュートチャンスでうち切れなかったりと決定機をものにすることができず、0-2で敗退してしまいました。
開始直後のミスからの失点。試合の入り方としては最悪の入り方となってしまいました。試合内容は相手との力の差は大きくなかっただけに、失点が悔やまれるものとなりました。
J-GREENで試合をすることが一つのバロメーターでしたが、本来なら3回戦からJ-GREENでできたところができなかった。これは偶然ではなく、何か意味があるのだと思います。まだまだ力が足りなかったのかも知れません。
ただ、3年生にとっては、その借りを返すチャンスはもうありません。特にこれまで選手のサポートをし続けてくれた3年のマネージャーにとっては、目標を果たしてあげられるとこすらできませんでした。
この3年は入学時選手9名マネージャー1名から始まりました。しかし最後まで残ったのは選手2名マネージャー1名の3名でした。
この3年は上級生になっても後輩をなかなか引っ張っていけず、チーム全体の雰囲気が悪い時もありました。そんな時チームをまとめてくれたのが3年生マネージャーでした。
彼女がキャプテンとしてチームの先頭に立ち、チームを支え励ましてくれました。異例な形ではありましたが、後輩からの信頼も厚く、チームの雰囲気も良くなり、結果もついてくるようになりました。
そんな彼女やほかのマネージャー達に結果で恩返しすべく戦ってきましたが、結果として少しの判断ミスとその後の切り替えの悪さが命取りとなってしまいました。
後輩たちは今日の結果を受け止めて、これから背負っていかなければなりません。
昨年、一昨年とベスト64(4回戦)に進むことができましたが、今年は3回戦止まりとなってしまいました。
3年生たちの想いを後輩たちは忘れることなく、結果として恩返ししてほしいと思います。
今日も沢山の保護者の方々やOB・OG、在校生が応援に来て下さいました。
いつも暖かい声援をいただいて本当に感謝しかありません。本当にありがとうございました。
最後のミーティングでは3年生から後輩たちにメッセージが贈られました。
そして、最後は監督から3年1人1人に言葉が贈られました。
明日から新チームとして動きます。3年生が少なかった分、これまでとチームとしてはメンバーは大きな変化はないかもしれません。2年生は最上級生としてチームを背負って欲しいと思います。
池田高校のみなさま、会場の東住吉総合高校のみなさま、本日はありがとうございました。