「平成29年度大阪高校総体 兼 第96回全国高校サッカー選手権大阪大会」の4回戦が摂津高校で行われました。
(エンジ:上宮太子、黄:摂津)
結果:0-7(0-1.0-6) ※40分×2
暴風警報で順延となった試合が、会場も変わって本日行われました。
前半から相手に攻め込まれることが多く、我慢のサッカーとなりました。相手はサイドを起点とした攻撃をなんとかゴール前で身体を張って防ぐ時間が長く続き、こぼれ球に対しても集中を切らさずにチャレンジに行くことができました。相手は今日が初戦ということもあり、なかなかリズムをつかめずイライラする選手も増え、なんとかその隙を突いて攻撃したいところでしたが、相手の背後をつくことがなかなかできず遠目からシュートを打つことがやっとでした。後半32分にコーナーキックを決められてしまい、0-1で折り返しとなりました。
前半の修正もあり、選手を2名交代して臨んだ後半でしたが、立ち上がりにコーナーキックを決められて2点のビハインドとなってしまいました。その後相手もリズムを掴んで、ドリブルで切り込んだり、細かいパスをつないだりとスピードを上げての攻撃に太刀打ちできず、なんとか粘り強く守るも失点を重ねる展開となりました。最後得点を奪うべく前のめりになりましたが、逆にその隙を突かれて失点してしまう形となってしまいました。
試合としては、能力の高い相手に粘り切ることができませんでした。しかし、決定的な場面をDFとGKで身体を張ってなんとか防ぐ場面も多くありました。特にGKが決定的な場面を何とか防いでくれました。また、途中交代した者も含め、ベンチからの声が絶えず、最後まで諦めずに闘う姿勢を忘れずに闘ってくれたと思います。
ただ、太子の弱い部分から崩されてそこからの失点が目立ってしまいました。コーナーキックからの失点が3つもあり、そこで粘れなかったことが悔やまれます。
レベルの高い相手になると、ほとんど何もさせてもらえず、まだまだチーム力としては足りないと言うことを痛感させられた試合となってしまいました。1・2年生はこの差をどうやって埋めて行けるかと言うことが、今後のバロメーターになるのではないでしょうか?
しかし3年生はこの試合で引退です。3年生の高校サッカーはこれで一区切りとなってしまいました。
この3年生はマネージャーも含め最大12名おり、最後まで残った者は6名。しかし例年とちがったのは、受験勉強等で、春季大会以降3年生が全員揃ってグラウンドに集まることがなかなかありませんでした。チーム作りが難しい状態でもありました。
そのような中でも2年連続2次予選まで進めたことは大きいと思います。運も味方してくれたおかげもあり、この代は春季大会3回戦わ選手権予選は4回戦・ベスト64まで導いてくれました。
この代は1年生から試合に出続けた者が2名おり、その選手がチームを引っ張り続けてくれたと思います。
奇しくも昨年の3年最後の相手も摂津高校。昨年より点差が開いてしまったところを見ると、何か足りなかった部分があったのかもしれません。
最後のミーティングでは3年生1人1人から後輩たちへのメッセージが伝えられました。
またミーティング終了後に、監督から3年生1人1人への想いが伝えられました。
この出た結果を受け止め、これからの人生・受験勉強に頑張って打ち込んで欲しいと思います。
この思いを受けた後輩たちは、今日の差を埋められるチームに成長していって欲しいと思います。
今日も急な日程変更にも関わらず、たくさんの保護者また在校生が応援に駆けつけてくれました。本当にありがとうございました。
ここまでいつも応援していただいていることへの感謝を忘れず、結果で恩返しできるチームになって欲しいと思います。
そして3年生のみなさん、本当におつかれさまでした。
支えてもらった方への感謝を忘れず、残りの学校生活、今後の人生でサッカーで学んだことを活かして欲しいと思います。そして、また後輩たちに喝を入れにきて欲しいとおもいます。
明日からチームは新チームとなりますが、この結果を超えられるよう、目標に向かって取り組んで欲しいと思います。
週末にはU-18リーグ、清教学園戦があります(9/24 13:00〜@平野)。新チーム初戦を良い形で終われるよう、頑張って欲しいと思います。
摂津高校のみなさま、本日はありがとうございました。