UENOMIYA TAISHI FOOTBALL CLUB~上宮太子高校サッカー部~

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H29 7/11 私学大会 1回戦 大阪偕星学園戦

「第64回 大阪私立高等学校総合体育大会」の1回戦が、J-GREEN堺(S10)で行われ、大阪偕星学園と対戦しました。

(エンジ:上宮太子、青:大阪偕星)








結果:0-5(前半:0-1、後半:0-4)※35分×2

前半から大阪偕星ペースでの試合でした。
フィジカルが強い相手に対し、攻められる時間が非常に長く続きました。相手の縦方向へのパスに翻弄されてしまいました。
失点は前半9分。右サイドでボールが奪われたところから、DFの隙に走り込んだ選手に合されて失点。このシーン以外でも、ポジショニングでのミスが目立った試合だったように思います。

後半何とか巻き返して同点に追いつきたいところでしたが、立ち上がりに中盤の選手が負傷退場してしまうアクシデントが発生。その直後にDFが背後を取られて失点してしまいました。この失点を含めて立ち上がりの約15分間で3失点も喰らってしまう展開に。自陣で奪ったボールも簡単に相手に奪われてしまったり、自分のサイドで攻められていても走って戻っていなかったり、身体を張らないといけないところで張れてなかったりと、内容としても非常に悪いものでした。結果、ほとんど攻め入ることもできず、相手にやられるがまま0-5で敗退してしまいました。

戦う姿勢があまり感じられなかった印象でした。確かに相手は自分たちよりも格上の選手が多かったと思います。しかし、そこに対してなんとかしてやろうという気迫や、みんなで勝とうという雰囲気はあまりなかったように思います。

暑さやしんどさが先に出てしまい、イライラしながら試合に出た者、チームにとって劣勢になった時に顔が下に向く者、チームのためになんとかしようという献身的な選手がこの試合どれだけいたでしょうか?

それは試合に出ていない者にも言えることだと思います。試合で選手が苦しい状況で声をかけた者がどれだけいたでしょうか?この試合の準備のために、自ら進んで動いた者がどれだけいたでしょうか?チームを盛り上げようとした者がどれだけいたでしょうか?

チーム全体として雰囲気は非常に悪いものでした。

当然ですが、今日だけ悪かったわけではありません。

試験明けの試合でも同じです。試験前の練習や試合でも同じです。
ここ数週間同じ注意を受けた者も数多くいるはずです。しかしどこか人任せなのか、納得がいっていないのか、自分の言い分が先なのか。

その場できっちりと解決できていなかったのが、この試合で現れたと思います。
ようは、チーム全員が今の現状にちゃんと向き合えていないということだと思います。チームのことと個人のことでは、個人のことが勝ってしまっているという者も多いのではないでしょうか?それはクラブに参加するしないだけの問題ではなく、言葉や心の中、頭の中で考えていることも含んでいます。

それだけチームとしてよくない状況だと思います。今まででは、苦しい状況でも「みんなで何とかしよう!」という雰囲気になることができました。それを経験している者も多いのに、なぜかうまくいきません。どこかで「誰かがなんとかしてくれる」「自分がその役にならなくても良い」と考えてしまっているのではないでしょうか?


このままでいいですか?


それをチーム全員に問いたいと思います。

それだけ悔しい思いで終わった試合でした。
確かに相手は強い相手でした。相手にとって不足はありません。
ただ、何かもっとできたことはあったと思います。

それをしっかりと考えて下さい。

この夏はたくさん試合をさせていただける機会があります。
3年生にとっては、あと選手権予選まで2カ月を切っています。修正するなら今しかありません。
まだ時間が残されているうちに、しっかりと考えて取り組んでほしいと思います。

大阪偕星学園のみなさま、会場運営・大会運営のみなさま、応援に駆けつけて下さった保護者のみなさま、本日は本当にありがとうございました。

次の試合は、7/16(日)、奈良のジュニアユースのフットサルチームであるペティロッソ香芝と試合をさせていただきます13:00〜@香芝フットサルパーク)。