12/7(月)、生徒が家庭学習日であったため、Jグリーン堺でコートをお借りして、大阪偕星高校Bチームと練習試合を行いました。
前半から優位にボールを展開するも、中盤で相手に奪われてからDFが釣り出され、空いたスペースを使われて失点する立ち上がりに。その後持ち直し、相手コートでボールを回せる時間帯も増えました。同点に追いついたものの、決定的な場面で決めきれない場面も目立ちました。
後半は前線に起点ができ、良いリズムで攻撃できる時間帯もありました。相手前で細かくつないで、相手を崩す良い攻撃もありました。しかしパスミスや球離れが悪くなったところから相手にボールを奪われ、ピンチを迎えてしまう場面もありました。
試合では勝ち越すことができましたが、決定的な場面でのミス、また良い流れで相手陣内へ入ってもシュートまで至れずに攻撃が終わってしまう場面もありました。また、縦方向に強い相手に対し、対応が後手に回ってピンチとなるシーンもありました。
人工芝ゆえにボールはつながりやすかったですが、同じことが土のグラウンドでできるようになるには、まだまだトレーニングが必要だと思います。ボールを持っていない選手のオフ・ザ・ボールの動きも、まだまだ物足りなさを感じます。試験明けからコンディションが少しずつ戻ってきていると思いますが、まだまだ運動量の足りなさがはっきりとでてしまう場面が目立ちました。
B戦は、何もできずにやられてしまう場面が目立ってしまいました。
強豪校となるとBチームでも技術やフィジカルが高い選手がたくさんいます。そういった中で、対応に遅れたり、球際が弱くなったりすると、簡単に失点を重ねてしまいます。
昨日のFCボランチとのB戦ではパスで崩され、今日もフィジカルや対応の悪さが目立ちました。
チーム力を判断するには、レギュラー以外の選手を見ればわかるといわれています。
スピード、技術、フィジカル、サッカーへの理解力、どの部分においても、レギュラーで試合に出ている者との差はあります。特に1年生はその差が大きく開いています。
これまで「やらされている」という姿勢でトレーニングに取り組んでいた者もいたでしょう。その結果が、このように試合に表れてしまっているということを自覚しなければなりません。
悔しい思いとした者もいるでしょうが、その分を練習で、試合で返してほしいと思います。
12月もありがたいことに、たくさん試合を組ませていただいております。
長丁場のリーグ戦を戦うためには、チーム力の底上げは必須課題です。
ここからの試合でどこまでチーム力を上げられるかが、チーム全体での意識改革が必要です。
急なお願いに対応してくださった大阪偕星のみなさま、本当にありがとうございました。
【試合結果】
A戦:3-1(1-1・2-0)※30分×2
B戦:1-11(0-2.0-4.0-2.1-3) ※30分×4