UENOMIYA TAISHI FOOTBALL CLUB~上宮太子高校サッカー部~

上宮太子高校サッカー部の公式ブログです。試合や活動の様子を紹介します。【中学生の方へ】体験練習・練習見学を随時受け付けています!詳しくは「体験練習・見学について」を見てください!!

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H29 3/1 27期生 卒業式

3/1(水)、上宮太子高校の「第27回卒業証書授与式」が執り行われ、サッカー部に在籍した選手13名、女子選手2名、マネージャー2名の合計17名が上宮太子を巣立って行きました。

毎年恒例となっております3年生の紹介を兼ねたはなむけのブログを書かせていただきたいと思います。

キャプテン MF 中山 暁登 No.19 (上宮太子中)
「ザ・キャプテン」

入学したてから試合に出続けた選手で、一目にして「うまい!」と言わしめる実力の持ち主。誰よりもサッカーに打ち込み、サッカーのことだけを考えて生活していた選手。選手・スタッフからの信頼も厚く、チームで絶対的な存在を発揮してくれました。南河内選抜に選ばれても、すぐに他のチームの選手と打ち解けられる明るさを持ち合わせる男。6年間上宮太子で育った中でこれまでの選手はここ数年見当たらないほどの選手でした。
H26・27 南河内選抜

副キャプテン FW 森田 圭市 No.14 (上ノ島中)
「2016得点王」

足が速く、DFの裏に抜け出す絶妙なタイミングの持ち主。とにかく点を取ってくれました。彼が点を取らないと誰が取るのだ!と思わせるほどのゴールへの嗅覚に優れた選手でした。彼の右足にどれだけチームが助けられたことか。後輩への指導も熱心にしてくれ、彼を慕う選手も非常に多かった優しい人間性の持ち主。学業も優秀で、文武両道を収めてくれました。
H27 南河内選抜

副キャプテン DF 大善 涼馬 No.21 (誉田中)
「守りの要」

太子のディフェンスラインには欠かせない男。守備的な試合ではセンターバックに、攻撃的に行きたい時はサイドバックと、変化にもうまく対応しながらも、ディフェンスラインを統率してくれました。また、大事な試合ではコーナーキックからのヘディングで決めてくれる勝負強さの持ち主。ピッチを離れると、みんなにいじられながら、チームを和ませてくれる、でも締めるところはきっちりと仕事をしてくれる選手でした。
H27 南河内選抜

DF 木内 亮汰 No.4 (中野中)
「両足から放たれる性格なキック」

主に左サイドバックとして出場。最初はなかなか試合に出ることができませんでしたが、2年の後半からメキメキと頭角を表し、最後はポジションを掴み取ることができた努力家でもありました。オーバーラップが得意で、相手陣内へ切り込み、得点に絡む活躍をたくさん見せてくれました。非常にこころ優しく、感謝の気持ちを素直に言える男でもありました。

GK 池尻 健人 No.12(上宮太子中)
「皆勤賞で掴み取った信頼」

GKとしては身体が小さかったものの、正確なキャッチングで太子のゴールをピンチから何度も救ってくれました。最初はミスが多く、なかなか信頼度が低かったですが、彼が他の誰よりも優れていたことは、練習を休まなかったこと。どれだけ怒られようが、そこから逃げることなく練習を続けた結果、技術も大きく向上し、最後はチーム全員から信頼を得られるほどに成長してくれました。


DF/FW 原 幸汰 No.22 (八尾東中)
「類い稀な身体能力」

高校から本格的にサッカーを始めるも、すぐに試合に出場してしまう非常に高い身体能力の持ち主。ここぞという時に大きな仕事をしてくれるのもこの男。私学大会1回戦では、後半ロスタイムに同点に追いつくボレーシュートを決め、会場を湧かせる大仕事をしました。時にはセンターバック、点を取りたい時に前線へと、攻守にわたって大活躍をしてくれました。お調子者の性格でしたが、素直で誰からも愛される好感の持てる選手でした。


GK 永並 正伍 No.24 (柏原中)
ハイボールの達人」

高校からサッカーを始めるも、高い身体能力で経験をカバーできた選手。1年の後半よりGKに転向してからはその身体能力をさらに発揮してくれました。身長も高く腕も長かったため、特にハイボールに強く、また守備範囲も広かったため、数多くのピンチを防いでくれました。ケガで選手生命が危ぶまれた時期もありましたが、そこからも這い上がり、最後まで太子のゴールマウスを守ってくれました。


FW 藤井 康平 No.25 (大正中)
「ガッツあふれる小さな巨人

なかなか試合に出られず、悔しい思いを人一倍した選手だと思います。それでも腐らずに前向きに練習を続けた選手。「自分ができることは何か?」ということを常に問いかけ、試合でも練習でも常に周りを鼓舞し励ます姿は、後輩たちの良い手本となりました。3年になって頭角を表し、前線で身体を張って得点に絡むシーンも数多くありました。


DF 壽 一駿 No.28 (FCボランチ大阪)
「ミスターガッツマン」

1年の初めからDFとして活躍。2年の後半からケガの影響で思うようにプレーできることは少なくなってしまいましたが、最後まで腐らずにやりきってくれたと思います。特進コース在籍ということもあり、授業などが遅くまで続き、練習への参加が短くなったとしても必ず顔を出し、少しでもトレーニングをしてきた努力家でもありました。高い身長でヘディングが強く、攻守にわたって存在感を見せてくれました。


DF 松村 和真 No.32 (誉田中)
「静かなるパワフルストッパー」

非常に寡黙な性格だが、グラウンドでは大きな存在感を発揮してくれた選手。特に1対1が非常に強く、相手の攻撃を何度も防いでくれたストッパーでした。身体が大きい割に小技が得意で技術も高く、DFラインからのビルドアップや攻撃への展開では非常に大きな役割を果たしてくれた選手でもありました。試合に出られない時期もありましたが、どんな時でも準備を怠らず、真面目にサッカーに取り組んだ姿は、後輩たちに良い影響を与えてくれました。


DF 岡本 永暉 No.33 (明治池中)
「安定したカバーリング

カバーリングの能力が非常に優れており、気づいたらスペースを埋めてくれているという職人的な守備力を持った選手。空間を捉えることが非常に上手な選手できた。時折、痛恨のパスミスでピンチを作るも、そのピンチを自ら守りきる選出も印象的でした。ケガに泣いた時期もありましたが、彼がいるのといないのでは大きな差を感じさせるほどの選手。非常に真面目な性格で、信頼の厚い選手でもありました。


MF 林 湧大 No.34 (松原三中)
「パワフルレフティー」

彼の左足から放たれるシュートは、他の選手のシュートと音が違うほどのパワーの持ち主。時には彼のシュートでGKが負傷してしまうことも。ただ、パワフルであるあまりケガも多く、高校生活の半分近くはケガとの戦いでした。しかし懸命なリハビリやトレーニングによって試合に復帰し、主に左サイドハーフとして活躍してくれました。「気は優しくて力持ち」を絵に描いたような存在でもあり、誰からも慕われる男でした。


MF 塩見 優也 No.35 (道明寺中)
「右サイドのスピードスター」

彼の特徴は何と言ってもスピード。スピードに乗った彼を、誰も止めることができませんでした。彼のスピードをどれだけうまく活かすかが、チームの攻撃のバロメーターとなりました。特進コースに在籍し、勉強との両立に悩んだ時期もありましたが、見事に乗り越え、引退のかかった春季大会では、すべての試合で得点に絡む活躍をしてくれ、大一番への強さを見せてくれました。


MF 佐々木 麻衣 No.53 (上宮太子中)
「豪快なシューター」

上宮太子中の共学1期生として、男子と共に鍛え上げられた選手。その右足から放たれるシュートは男子顔負けのパワーで、他校の男子選手相手でも豪快なシュートを放ってくれました。男子と同じメニューを見事にこなし、持ち前の負けん気でどんな辛いトレーニングも乗り越えてきました。最後は女子合同チームでサイドバックとして活躍。学業でも常にトップクラスで、文武両道を貫いた選手でもありました。


MF 春木 都麦 No.55(上宮太子中)
「努力が生んだテクニシャン」

上宮太子史上初の女子選手の1人。最初は身体が小さく、うまく行かずに悩んだ時期もありましたが、負けず嫌いでとことんやり切る性格で、努力から高い技術を身につけることができました。男子を共に試合に出場しても果敢にチャレンジし、身体を張ったプレーができるまでに成長しました。最後は女子合同チームでMFとして活躍。生徒会長でもあり、クラブだけでなく学校全体を引っ張れる存在でもありました。


MG 戸田 ますみ No.01(富田林二中)
「笑顔あふれるサポート」

笑顔を絶やさない、しかしながら冷静に周りを見ることができるマネージャー。どんなに暑い時でも文句ひとつ言わず、持ち前の笑顔でサポートをし続けてくれました。こちらからのお願いを120%にして返してくれ、チームのために自分の時間を削って、献身的な姿勢を貫いてくれました。様々なアイディアでチームのマネジメントをしてくれるだけでなく、「優しいお姉さん」として後輩の育成にも尽力してくれました。


MG 三谷 阿由実 No.02(長野中)
「気配りに長けた元気印」

いつも元気いっぱいで、持ち前の明るさで周りをいつも元気づけてくれるチームのムードメーカー的存在。気配りに長け、周りが気づかないことにも良く気がつくマネージャーでした。マネージャーの人数が少ない時も、何人分の働きをしようと、様々な工夫を凝らし、チームを支えてくれました。後輩からも本当に慕われ、良い手本として後輩を育ててくれました。


以上17名。卒業生の数としては、このブログを始めてから最高の数となりました。
1番結果を出した学年。1番仲の良かった学年。女子選手は女子サッカーを立ち上げた1期生でもありました。共に笑い、苦しみを乗り越えた3年間はあっという間だったのではないでしょうか。
かけがえのない仲間を大切にし、サッカーから学んだこと、この学校でクラブで学んだことを、今後の人生に少しでも活かせるように頑張って下さい。そしてこれからも上宮太子サッカー部を応援して下さい。

また最後になりましたが、保護者の方々にお礼を申させていただきたく思います。

朝早くから夜遅くまで、時には遠い所まで送迎していただいたり、また、試合を観戦に来ていただいたり、たくさんの差し入れをいただいたり、言い出せばキリがありませんが、上宮太子サッカー部のためにご協力いただき、本当にありがとうございました。本来であれば直接お礼を申し上げなければなりませんが、本日全員の保護者の方ともお会いすることもできず、この場でのお礼となりますことお許しいただけたらと存じます。これから彼ら・彼女らは新しいステージへ羽ばたいていきますが、今後も彼ら・彼女らを温かい目で見守ってあげていただけたら幸いに思います。3年間・6年間本当にありがとうございました。


そして卒業生諸君へ。
卒業おめでとうございます。これから思い通りにいかないことの方が多いと思います。人生はサッカーと同じです。「自分がどうあるか」を忘れず、感謝の心を忘れず、これからも周りの人の支えをなっていって下さい。

君たちに関わることができたことを誇りに思います。
そして何より、ありがとう!