「平成28年度大阪高校総体 兼 第95回全国高校サッカー選手権大阪大会」の1回戦がみどり清朋高校で行われました。
(エンジ:上宮太子、青:清水谷)
結果:1-0(前半0-0、後半:1-0) ※35分×2
初戦の相手はU-18リーグで3部リーグに所属する清水谷高校との一戦でした。
前半の立ち上がりから固さが見られました。風下のエンドに立った分、相手のロングキックに対応する時間が続きました。シンプルにDFのラインの裏を狙ってゴール前で人数をかけようとする相手に、太子のDF陣が跳ね返すも中盤で競り負けて、攻撃が続くという時間帯が長く続きました。
しかし、徐々に落ち着きを取り戻し、前半途中からサイドの空いたスペースを起点に、テンポ良くボールを回せるような時間帯が増え、最後はいつ点が入ってもおかしくないという展開でした。決定的な場面もありましたが、決めきれずに0-0での折り返しとなりました。
後半は相手チームがサイドに起点を置き始めたところで、再び一進一退の攻防に。後半風向きが変わり、再び風下になったことで、ピンチを迎えた場面もありました。お互いチャンスがありながらも決定的な場面をつくれず、両チームとも身体を張った必死のディフェンスが見られました。そんな中での後半16分、中盤でボールを奪ったところから左サイドに展開、そこから前線の選手へ渡って、切り込んだところからシュート、これはポストに嫌われましたが、そのこぼれ球を押し込んで先制。右サイドの選手が良く詰めていました。そこから相手も前がかりになり、ゴール前にボールを放り込んでくるパワープレーに。決定的なシュートもありましたが、ポストに守られました。逆にチャンスもありGKと1対1の場面をつくるも決めきれなかったりと、その後もお互いの攻防が続きました。
そして試合終了。苦しみながらも1-0で逃げ切り、初戦を突破することができました。
ゲームを振り返ると、前半の良い流れは球離れが良く、得点シーンも多くの人が絡んでの得点でした。しかしやりたいサッカーができたかというと、まだまだ球離れも悪く、リズムの良くない時間帯もありました。しかし、焦ってイライラすることなく、ほとんどの選手が最後まで冷静にプレーできたのではないかと思います。また、良く周りを見れたり、身体を張るところをしっかり張れたりできたところも勝因の一つだったと思います。
今日の相手は3部リーグに所属しているチームであり、格上だったかもしれませんが、試合内容をみると、太子がボールを支配している時間の方が長かったように思います。それだけに、普段通りのサッカーができるともう少し得点を取れたような気もします。逆に、相手の勢いのある攻撃をなんとか防いで来れましたが、もっと点を取られていてもおかしくない試合だったように思います。
どちらに流れが傾くかわからない試合展開でしたが、その試合で結果を出せたことは、この夏に取り組んできた成果が少しは現れたのではないかと思います。今日のゲームでは自分たちの形ははっきりとできませんでしたが、この夏20試合以上のゲームをこなし、強豪校とも相手させてもらっただけのことはあったと思います。精神的には少し強くなれたような気がします。
「まだこのチームでサッカーができる」ということに感謝して、次の試合に切り替えて、再び練習していきましょう！
今日はたくさんの方が応援に駆けつけてくださいました。
OBや同級生、先生方、なにより保護者の皆様、本当にありがとうございました。たくさんの差し入れもいただき、ありがとうございました。会場では簡単なご挨拶しかできず、またご挨拶すらできなかった方もいらっしゃったと思いますが、ご容赦いただけたらと思います。失礼ではありますが、この場をお借りしてお礼を申し上げさせていただきたいと思います。
次戦は9/4(日)、柏原東高校との対戦です（12:40〜@生野高校）。次の試合では今日以上に自分たちのサッカーができるよう、そしてそれが結果につながるよう頑張ってほしいと思います。
清水谷高校のみなさま、会場提供して下さったみどり清朋高校のみなさま、本日はありがとうございました！
