「南河内研修リーグ」の第4節が本校グラウンドで行われました。
(青：上宮太子、オレンジ：西野田工科)
結果：5-0（前半：2-0、後半：3-0） ※35分×2
Ｂ戦：2-3（0-2、2-1）※25分×2
考査明け最初の試合となりました。
前半は、全体的に流れが悪く、パスミスやトラップミスが目立ちました。細かいパスと早いプレッシャーを行う相手に対し、優位にボールは支配していましたが、パスミスやトラップミスを相手ボールとしたところから攻め込まれて、危ない場面となるシーンも多かったように思います。
はじまってしばらくは攻め手を欠き膠着状態となりましたが、前半20分にペナルティエリア付近からのシュートが決まり先制、31分には右サイドで奪ったところから左サイドへ展開した流れからゴール前での混戦を作り、最後は押し込んで追加点と、取らないといけない時間帯に得点できたところはよかったと思います。しかし、相手に奪われたところでの守備の意識はまだまだ低く、またディフェンスや中盤の連動も悪かったため、チグハグした攻撃となってしまったように感じました。
後半は、前線からの運動量を増し、守備の動きと連動の意識の改善を求めました。後半17分には右サイドをドリブルで駆け上がって混戦をつくり、そこでのこぼれ球を決めて追加点。21分には、今度は左サイドからの折り返しを合わせて4-0に。最後は後半35分にコーナーキックからヘディングで合わせて5-0となりました。
試合には大差で勝利を収めることはできましたが、細かいミスが積み重なってピンチを迎えてしまったり、攻めあがった後の切り替えの悪さでできたスペースをつけ込まれたりと、点差以上に内容はバタバタしてしまったように思います。
そして試合の雰囲気がＢ戦も含めて良くありませんでした。指示に対する返事の声がない者もいるような状態で、また「自分はやっている」と平気に胸を張ってしまっている者もいるような状態です。結果では最近良いものを収めていることはできていますが、試合をさせてもらっているということに当たり前のようになっている者もいると思います。その辺りの小さな心配りができているかできていないかということがプレーにも表れているように思います。できているものはやはりしっかりとしています。よく怒られる者は、その辺の何かが足りないということになかなか気付いてくれていません。一見難しいように思いますが、非常に大切なことで、これから強くなろうとするチームにとっては必要なことの１つだと考えています。
これから冬休みにかけてたくさん試合をさせていただくことができます。試験明けで感覚が鈍っている生徒もいるかとは思いますが、そんな言い訳は試合では通用しません。1月からはU-18リーグが始まります。そこで良い結果を出すために、1戦1戦大切にして戦ってもらいたいと思います。
次の試合は明日12/13(日)、布施高校と練習試合を行います(14:00ごろ〜@布施高校)。
