「第62回 大阪私立高等学校総合体育大会」がJ-GREEN堺で行われました。
結果：0-1（前半：0-1、後半：0-0）35分×2
私学大会の1回戦でした。
最初は中盤から前線へのボールをカットされてから相手に攻め込まれる場面が多かったように思います。風が吹いていたとは言え気温も高く、また久々の人工芝で、芝の感覚に慣れない者も多くいました。中盤からディフェンスのミスからサイドやゴール前へ突破されるシーンも何度かありました。そんな中でペナルティーエリア内で相手選手を倒してしまいPKを献上してしまいました。太子としてもサイドを起点にいくつかチャンスはありましたが、ボールを放すタイミングがかみ合わなかったり、ポジションのバランスが悪かったりと、思うように攻めきることが出来ませんでした。
後半は相手よりも運動量を上げることを求め、ポジションの修正をして戦いました。前線からのハードワークを行うことで、ほとんど太子ペースでのボール運びを行うことができていたように思います。前半よりも球際が強くなり、中盤から前線への流れも良くなりました。結果的にシュート数は8本、相手は3本と見ると優位に試合を進めていたように思います。ゴール前でも決定的なシーンもいくつかありました。しかし決め切ることはできませんでした。
試合全体を見ると、太子の良いところも発揮でき、内容では優位に立つことができていたと思います。しかし前半の失点を取り戻すことができませんでした。内容で勝っていても、点を取ることができなければ当然勝つことはできません。内容が良かっただけに悔しさも大きいゲームとなりました。後半の内容が前半からできていたら結果は変わっていたかもしれません。
先日の試合といい、良い内容のサッカーが少しずつですができつつあるような気がします。ただ、結果が着いて来ないには、まだ足りない何かがあるということだと思います。今回の結果を受け止めてこの夏を乗り切ることができるかどうかが、今後の大きなカギになると思います。ありがたいことにこの夏はたくさんの試合をさせていただきます。選手権大会で納得のいく結果を出すために、今日の結果、これからの試合・練習から学んでほしいと思います。
