今日は上宮太子高校の第23回卒業証書授与式が行われました。
これまで支えてくれた３年生もいよいよ卒業です。
今日の朝練には、卒業する3年生も数多く参加してくれました。これが高校生活で最後のサッカーです。
「最後にみんなと一緒にプレーがしたい！」という想いで集まってくれました。
ゲーム形式の紅白戦では、３年生が存在感を出し、声で、プレーで、最後のメッセージを伝えてくれていました。
改めて見ると、３年間やるということはすごく重要だと感じさせられました。体力的には現役生の方が当然上回ってますが、試合の中での存在感や動き方、声の出し方はまだまだ３年生の方が上であるように思います。時間にしては短かったかもしれませんが、在校生は今日の練習からも３年生から学ぶことはたくさんあったように思います。
今日はそんな３年生の紹介したいと思います。
キャプテン DF 田口 稜 No.2
魂の男。
大声を張り上げながらグラウンドを縦横無尽に走り回り、試合中に彼の声が途切れることはありませんでした。
右サイドバックからのオーバーラップは太子の攻撃パターンの１つになる程。彼のタフネスさと人柄に多くの後輩たちが刺激され、影響を受けました。
副キャプテン MF 大西 真人 No.10
太子のゲームメーカー。
試合の善し悪しを常ににぎっていた男。豊富な経験と変幻自在なドリブルで、いくつものチャンスを作り出してきました。
チームに「考えてサッカーをする」ということを浸透させ、目標である先輩として、後輩たちに良い影響を与え続けてくれました。
副キャプテン MF 若林 秀治 No.4
太子のスピードスター
彼のスピードでいくつものチャンスを作り、いくつものピンチを防いできました。サイドを駆け上がるスピードに他の選手はなかなかついて行けず、彼を止めるために努力したことが結果的にチームの底上げになったくらいで、後輩たちからのあこがれとしてチームに大きく貢献してくれました。
GK 山西 弘之 No.1
太子の守護神
多くの故障やケガ、体調と常に闘いながら太子のゴールを守り続けて来ました。ゴール前での反応はピカ１で、1対1には無類の強さを誇ってきました。彼のプレーでどれだけチームが救われてきたか。後輩GKたちは、常に彼を目標とし、彼の大きな存在に影響を受け続けてきました。
DF 日下 瑛介 No.12
ミスタースマイル
高い身体能力を生かして、「太子の壁」として立ちはだかってくれました。2年生まではGKも兼任し、DF面ではもちろんのこと、長身から放たれるヘディングシュートは太子の大きな武器となり、攻守の面で大きく貢献してくれました。中学からの6ヵ年生で、彼の笑顔に多くの者が癒され、チームに良い影響を与えてくれました。
DF 田村 隆典 No.3
努力の男
特進コースだったため、4月のインターハイ予選で引退。しかしそれまで練習をほとんど休まず、自分の力でレギュラーを勝ち取りました。6ヵ年生で後輩からも慕われた優しい人柄、そして勉強面でも学年1位を取るなど結果を出し、文武両道の範として、多くの後輩に尊敬される存在でした。
高校生としては今日で最後です。しかし、このグラウンドで流した汗と涙は大きな財産となるでしょう。
途中で退部してしまった者も含め、23期サッカー部の諸君と出会えたことを誇りに思い、また感謝の気持ちでいっぱいです。
今度はOBとして後輩たちを叱咤激励してもらいたいと思います。
そして元気な顔を見せに来てください。
卒業おめでとうございます！
