3/25(金)、この春に卒業した32期生を集めて、「卒業記念追い出し試合」を行いました。
卒業して約1か月。色とりどりの髪の毛の色で、32期生が帰ってきました。
この春卒業した32期生16名。入部当初から1名も欠けることなく3年生の選手権まで頑張ってきました。
3部を2年間戦い抜いた3年生。強豪相手にわたってきたとあって実力は十分。この日も1・2年チームを相手に4本の試合を行いました。
結果はすべて3年生が勝利。GKもいない学年でしたが、自分たちでGKも務めました。
何か面白いことをしてやろうという気持ちを持つ者が多く、いつも明るい学年でした。それゆえに怒られることもしばしばありましたが、みんな仲良く、励まし合ってここまで来ました。
後輩たちもそんな3年生の背中を追いかけてここまでやってきました。
在校生はまだまだ3年生に追いつくことはできませんでしたら、今から力をつけて、追い越していってほしいと思います。
今日はそんな32期生を紹介していきたいと思います。
キャプテン FW 峰 海斗 #29→11 喜志中
「3部で羽ばたいた点取り屋」
1年生ではCB、新チームになってからは攻撃の中心となり、3部リーグでも目立った活躍を見せてくれました。キャプテンとしてチームを引っ張り、多くの試合で勝利に導いてくれました。<南河内研修リーグ 優秀選手>進路:大阪体育大
副キャプテン DF 松浦 元哉 #26 ボランチ大阪(富田林三中)
「太子の闘将」
大きな声と存在感でチームを鼓舞し続けました。ハードワークでチームの危機を何度も救う活躍で、チーム全体に戦う姿勢と気持ちを注入してくれました。多くのポジションを経験していく中で人としても大きな成長を見せてくれました。<南河内研修リーグ 優秀選手>進路:桃山学院大
副キャプテン MF 中谷 宗馬 #22 富田林三中
「弾丸火の玉小僧」
ケガに泣かされサッカーから離れそうになった時期もありましたが、持ち前の明るさで仲間や後輩にも慕われ、チームを明るくしてくれました。サッカー部のPVも作成してくれました。進路:四天王寺大
副キャプテン MF 蓮田 伊織 #13 三原台中
「笑顔あふれる太子の魔術師」
類まれないセンスで、アンカーとして攻守にわたって活躍。チームの攻撃のほとんどは彼から始まっていました。守備でも相手の嫌がるようなプレーを続け、チームの中心として支えてくれました。大学ではフットサルに挑戦。進路:大阪成蹊大
FW 住田 夕依翔 #16→10 大阪市SS2001(東住吉中)
「変幻自在のスナイパー」
歴代で一番得点を取った選手かもしれません。3部リーグではほとんどの得点に絡む活躍で、チームとしても最後の頼みの綱のような存在でした。非常に技術が高く、スピードを生かしたドリブルでゴールを量産しました。<南河内研修リーグ 優秀選手・上宮太子高校同窓会 部功労者賞 受賞>進路:大阪体育大
DF 向井 藍海 #17 FC Anillo(真美ケ丘中)
「獅子奮迅のディフェンスリーダー」
フィールドを広げる正確なロングフィードからいくつものチャンスを演出しました。時折見せる攻撃参加で相手の守備陣を崩し、また最終ラインからチームを鼓舞し続けてくれました。進路:森ノ宮医療大
DF 浅田 一成 #36 喜志中
「パワフルボンバーヘッド」
身体能力が高く、コーナーキックでの得点率が最も高かった選手。「ヘディングでチームを救える選手になりたい」という目標を見事に果たしました。豊富な運動量でチームの危機を幾度となく救ってくれました。進路:神戸学院大
DF 豊村 陽 #37 美原中
「ケガに打ち勝ったムードメーカー」
ケガに悩まされた3年間。3年の夏に大ケガをしてしまい、選手権予選にも出場できない事態に。それでも必死にリハビリを行い、最後のリーグ戦になんとか間に合わすことができる不屈の闘志を見せてくれました。進路:四天王寺大
DF 舟橋 周作 #28 喜志中
「恵まれたフィジカルで立ちはだかった太子の壁」
恵まれたフィジカルを持って、DFラインを支えてくれました。最初はなかなか試合に出場できませんでしたが、黙々と努力する姿勢とスピード感のあるオーバーラップで攻守にわたってチームに良い影響を与えてくれました。進路:大阪経済法科大
DF→MF 中野 実功 #27 太子町立中
「文武両道の体現者」
3年生の中で唯一特進コース在籍。補講習などで練習への参加はほかの選手より少なかったですが、持ち前の根気良さと豊富な運動量で3年生からはレギュラーを獲得。秋までプレーしながら、最後は見事に国公立大学にも合格!サッカーと勉強でそれぞれ結果を出してくれました。
DF→MF 城戸 仁寧 #25 曙川中
「スピードスマイルアタッカー」
スピード感のあるプレーが持ち味で、DFではチームのピンチを救い、MFでは何度もチャンスを演出しました。GKが不在の時にはGKとして出場。献身的な姿勢でチームを支えてくれました。
DF→FW 谷 佑介 #20 富田林二中
「闘志あふれる太子の狩人」
ゲームの中で1番声が聞こえる選手。常にチームを盛り上げ励ましてくれていました。闘志あふれる身体を張ったプレーを見せ、相手からボールを何度も奪う姿はまさに”狩人”。チームを元気づけるプレーを何度も見せてくれました。進路:大阪大谷大
MF 松井 虎治 #30 喜志中
「孤高のドリブラー」
メッシのようなボールタッチと強烈な左足でチームのチャンスを演出。自分が納得するまで練習を重ねた努力でもありました。サッカーだけでなく勉強面でも努力を重ね、難関大にも見事に合格を果たしました。進路:近畿大
FW 石橋 黛知 #35 喜志中
「唯一無二のハードワーカー」
代名詞はフォアチェック。相手からボールを奪うまで最後までボールを追いかける姿はチームのお手本となりました。人の心に胸を打つようなプレースタイルで、常に謙虚な姿勢で努力を重ね、その人柄は誰からも愛される存在でした。進路:摂南大
MG 青木 天夢 #01 松原四中 「思いやりあふれるサポート」
MG 辻本 友菜 #02 上宮太子中 「純真にチームを支えたマネージャー」
3年生のマネージャーは2人。1年の夏ごろからチームに参加してくれました。たくさん悩んで、うまくいかないこともたくさんありましたが、日を追うごとに成長し、最後は非常に頼りがいのあるマネージャーになってくれました。常に「プレーヤーズファースト」の姿勢で、誰よりもチームの成長と選手たちの活躍を願ってくれる存在でした。
そんな3年生16人でした。
結果としては、
U-18リーグ 3部リーグ グループ9位
春季大会 2回戦
選手権予選 3回戦
私学大会 ベスト16
という結果を残してくれました。
私学大会はこれまでの最高位を記録。また、選手権予選ではネットニュースに大きく取り上げていただくなどの活躍を見せてくれました。
攻守にわたってタレントがそろい、攻撃的な新たなサッカーにチャレンジさせてくれた学年でした。高いレベルのチームにもたくさん挑ませてもらえる機会も与えてくれました。
在校生からは卒業式で渡せなかったみんなの思いがつまったアルバムが渡されました。
マネージャーを中心に長い時間をかけて頑張って作ってくれました。
最後は3年生から先生にもサインボールをプレゼントしてくれました。
32期生のみなさん、3年間お疲れ様でした。そしてありがとう!
これからの活躍を祈っています!