「第70回 大阪私学高校総体サッカー大会」の2回戦がJグリーン堺で開かれ、東大阪大学柏原高校と対戦しました。
奇跡の勝利から1日おいての2回戦。こちらも強豪・東大阪大学柏原高校との対戦。2年生主体のチームでの対戦となりました。
前半から相手にボールを支配される時間が続くも、守備の強度が上がらず、少し後手に回る展開が見られました。なんとか粘り強く守るも、最後は力負けして押し込まれ、先制を許してしまいました。その後、相手陣内で押し込むも、途中で攻撃が途切れてしまい、相手の攻撃を受けて立ってしまう展開となってしまいました。
後半はなんとか同点に追いつくべく、メンバーも投入し、攻めに転じましたが、後半開始4分に失点を許してしまいました。その後、少しずつ相手陣内にボールを入れる機会が増え、相手の隙を突いて、1点返すことができました。しかし、相手も予想以上に守備を固めてくる中、それでも相手の隙を突き、チャンスを伺うことができましたが、最後フィニッシュまで決めきることができませんでした。最後は追加点を許し、私学大会の挑戦は終わりとなりました。
1回戦の疲労が抜けないままでの試合。疲労の色が見える中でタフな相手を対峙するには、まだまだ力が足りませんでした。それでも失点をしてから目が覚め、戦う勇気も徐々に表れてきました。失点シーンも簡単にやられたわけでもなく、GKがはじいたボールを決められるなど、最後まで粘り強い戦いを見せてくれました。
しかしこれもまだまだ力不足の現れ。連戦でもしっかりと戦える強さがまだまだたりない証拠でした。それに、フィジカルでもまだまだ足りず、競り合いで負ける場面も目立ちました。相手より走り勝つ時間帯もありましたが、その中で決めきる力もまだまだありませんでした。
相手もリスペクトを持って対峙してくれたこともあり、その分簡単にはやらせてもらえない試合でした。選手たちにとっては、本当に良い経験となったと思います。
スタートの大半は2年生が占めました。これも本当に大きな経験となりました。
1回戦を勝って夢のような時間を作り、2回戦で現実と向き合う形となりました。しかし、これも勝ったからこそ得られる経験でした。今日は悔しい試合だったと思いますが、これも経験です。
あとは経験を活かすのみ。ここからの成長が楽しみです。
1回戦を勝利したことで多くの方々に祝福をいただきました。選手たちは「応援してもらう」という意味も少し理解できたのではないかと思います。だからこそ結果で恩返しできるチームにならなければなりません。
本当に多くのことを経験させてもらった私学大会となりました。
東大阪大学柏原高校のみなさま、そして試合運営・大会運営をしてくださったみなさま、本当にありがとうございました。
残りのU-18リーグ、そして選手権予選に向けて、チーム全員で同じ方向を向いて頑張ってほしいと思います。
ご声援いただきましたみなさま、ありがとうございました。
【試合結果】
1-3(0-1.1-2)※35分×2