3/12(日)、本校グラウンドに関西福祉科学大学高校と金剛高校をお招きして、3校で練習試合を行いました。
3チームが総当たりでA戦35分を2本ずつ、B戦25分を2本ずつで対戦しました。
上宮太子は最初の1本目は関西福祉と。
太子ペースでゲームが進みました。ボールをある程度握り、相手陣内でボールを保持する機会が長くでき、相手ゴールを脅かすプレーが何度かありましたが、相手GKを中心とした粘り強い守備に阻まれ、決定的なチャンスを生かすこともできませんでした。その後コーナーキックで相手に押し込まれ失点を許し、得点も奪い返せぬまま0-1で終わりました。
金剛高校との試合は、守備の意識を高めて、粘り強く戦うことをテーマに入りました。3部に所属するチームとあって、迫力とスピードのある攻撃に守備に回る時間も長く続きました。粘り強く守備をする中でPKを献上してしまい先制を許しましたが、その後相手GKが飛び出した隙を突いて同点に追いつくことができました。
B戦は、良い形で攻撃が見られる時間帯もありましたが、決めきれないシーンが目立ちました。覇気や戦う姿勢が感じられない内容で、味方の声掛けに対しても、返事を返せないような雰囲気になってしまいました。
今日は1日終わって勝ち越す試合は1つもありませんでした。しかし、試合終了後に笑いながら会話をしていたり、更衣室が汚かったり、指示に対して返事がしっかりできなかったり、など、サッカー以外の部分できっちりとできないことが多くありました。
やはり、勝負をする上で、「負けて悔しい」という感覚は持ってほしいもので、それをバネに成長してほしいと思います。しかし、負けても他人事のような姿勢や、めんどくさいことを人任せにする姿勢は、決して戦うチームの内容ではありません。
まもなくU-18リーグも始まり、春季大会の組み合わせも決まりました。新入生も迎えてチームをして足元を固めていかないといけない時期に、歯車がどんどん狂ってきている現状です。
ここで足元を見つめて、普段の練習を大切にしてほしいと思います。そしてサッカー以外の部分の大切さに気付いて、行動に移してほしいと思います。
関西福祉のみなさま、金剛高校のみなさま、本日はありがとうございました。
【試合結果】
関西福祉:A戦0-1・B戦0-0
金剛:A戦1-1・B戦0-3