11/6(日)、「令和4年度 南河内サッカー研修リーグ」が開催され、大塚高校にお招きいただきました。
南河内地区の高校を中心に開催されている「南河内サッカー研修リーグ」。例年は対戦したリーグの中で選抜チームを作り、リーグ選抜同士の対戦や技術研修会を開催されながら実施されていました。今年度はコロナの関係等からリーグ選抜などはありませんが、「教育としてのサッカーの場」としての原点はそのままに、リーグが開催され、今年は大塚高校・金岡高校と一緒に試合をさせていただきます。
この試合に至るまでに、サッカー部内で新型コロナウイルスの感染者が発覚し、11/1~4までの4日間はクラブ活動を止めざるを得ませんでした。まだまだ予断は許されない中ですが11/5よりクラブ活動を再開、その中で迎えた試合となりました。
この日は英検の2次試験受験日とも重なったため、コロナ関係の欠席者を覗いた19名で試合に臨みました。
相手はAチームが2部リーグに、Bチームが4部上位に所属する大塚高校。Aチームにはまだ3年生も在籍して活動しているチームです。
相手がA・B混合のチームに対し、前半は粘り強い守備で相手の攻撃を防ぎ、なんとか攻撃につなごうという意識で入りました。相手ボールになる時間が続きましたが、中盤・DF陣が奮闘し、前線からもよく守備の姿勢を見せることができました。
中盤で奪われた隙を突かれて失点し、その後もコーナーキックが直接ゴールに入るなどのシーンもありましたが、何度かチャンスも作ることができました。
後半は別の組み合わせのチームとの対戦でしたが、前線に突破力のある選手に翻弄されてしまい、徐々に運動量が落ちて失点を重ねてしまいました。守備陣がなんとか踏ん張って凌ぐも、相手の猛攻の前に防戦一方となってしまいました。しかし、途中交代から少しずつ流れが変わり、試合終了間際には良い攻撃も見ることができました。
B戦でも、相手ペースで試合が進みましたが、みんなで励まし合いながらよく戦いました。決して良いコンディションではなく、試合に臨むには非常に厳しい状況でしたが、まず自分たちができることを優先し、最後まで戦う姿勢を見せてくれたと思います。
運動量が落ちて味方のフォローも少なくなり、球離れが悪くなって失ったり、失点を重ねて雰囲気が悪くなる時間帯もありましたが、最後まで自分たちで戦う姿勢はチーム全体で保つことができたと思います。
試合すらできなくなる可能性もありましたが、このような状況でサッカーができたことに感謝をしたいと思います。チームとしての課題はまだまだ残りますが、せっかく対戦出来た格上との試合の経験を生かしてほしいと思います。
今日の試合で感じた力の差やテクニックを練習に持ち帰って、自分の力に吸収してほしいと思います。今日は結果ではなく、経験から得るものを大切にしてほしい試合だと感じました。
大塚高校のみなさま、ありがとうございました。
【試合結果】
0-7(0-2.0-5)※35分×2
1-8(0-6.0-1.1-1)※30分×3