4/25(日)、「令和3年度 大阪高校春季サッカー大会」の2回戦が狭山高校で行われました。
緊急事態宣言の発令にともない、感染対策をしっかりとって、無観客での試合となりました。
前半から相手にペースを握られ、なかなかリズムのつかめない展開に。中盤でボールを持つと厳しいチェックを受け、なかなか思うようにさせてもらえませんでした。それでもサイドに活路を見出しチャンスを作ろうとしましたが、いまいちリズムに乗り切れないまま、前半を折り返しました。
後半は徐々に相手陣内でボールをつなぐ時間が増えるも、ボールを失ってからカウンター気味に差し込まれ、良いリズムを継続させることが難しい展開に。何度か相手の決定的なチャンスを作られるも、GKのビッグプレイもあり、攻守のバランスも良くなり、良い雰囲気を作り出すこともできました。しかしながら、相手の厳しいチェックもあり、負傷を抱えながらプレーを強いられる展開もあり、最後まで決めきれずに0-0でPK戦に突入しました。
PK戦では相手にすべて決められ、3-5で敗退してしまいました。
相手のペースをなかなか崩すことができませんでした。徐々に自分たちのペースに持っていくも、最後でミスをしてしまって、せっかり手繰り寄せた流れを手放してしまったような展開となりました。
選手たちはメンタル的にも難しかったと思いますが、こういう展開だからこそ、サッカーの中身で勝負し、それを結果で返さなければならない試合だったと思います。
なかなか自分たちの力を発揮できなかったまま終わってしまったように思います。
しかし、残念ですが、これが勝負。これが一発トーナメントの怖さだと思います。
選手たちはよく戦いましたが、70分で勝負をつけなければならない試合だったと思います。
自分たちに足りないところや伸びしろはまだまだあると思います。
この敗戦を生かすためには、自分たちに足りないところを見つめて受け入れるしかありません。
チームとして受けとめ、悔しい思いをしないでよいように、強くなっていくしかありません。そのような経験や試練を与えてもらったと捉え、さらにレベルアップできるチームへ成長してほしいと思います。
寝屋川高校のみなさま、会場校の狭山高校のみなさま、本日はありがとうございました。
【試合結果】
0-0(0-0.0-0)PK3-5