8/23(日)、「高円宮杯 JFA U-18サッカーリーグ2020 OSAKA」3部Aブロック 第7節が、Jグリーン堺で行われました。
8月最後のリーグ戦となる高槻北高校との試合。先週よりは風もあり、若干涼しい中での試合となりました。
前半立ち上がりから相手ペースで試合が進むものの、粘り強く対応して、シュートを打たせず、DFで食い止めることができました。攻撃チャンスは少なかったものの、決定的な場面はいくつかあり、「辛抱強く戦えたらチャンスがあるかも」という展開でした。
しかし、DFの背後を取られたところからサイドを破られて失点。その直後にも失点を許してしまいました。
攻撃面ではFWにボールが収まるも、相手のDFラインの前で攻撃が終わってしまい、少し前のめりになったところでDFを背後を狙われる展開の中で、後半以降徐々に体力が奪われ、選手を入れ替えるものの、中盤での守備が効かなくなり、失点を重ねてしまいました。
相手からボールを奪っても単調な攻撃を繰り返してしまいました。サイドでの展開がダメなら逆サイドへ展開するのがセオリーですが、強引に縦へ突破を図って奪われたり、相手の背後に抜け出したいところで、足元にボールが収まってしまったり、攻撃も意思疎通が取れないままチグハグな展開となってしまいました。
何より、失点を重ねる中で、下を向いてしまう者が多いのが、今のチームの現状です。
ベンチも含めて、試合中に前向きな声かけ、味方を褒める声かけが本当にすくないです。それどころか、ミスを人になすり付け、自分で責任を追えない選手も出てしまっています。
今日もリーグ戦のあとにフットサルコートを2面借りて、トレーニングを行いました。
チームの課題がしっかりと出てしまった内容で、技術よりはメンタル面・体力面での課題がまだまだ大きいです。
今日は、今年の3月に卒業したOB2名がトレーニングに参加してくれました。
このOBたちは、現在も大学や社会人リーグでサッカーを続けている者で、卒業して改めてサッカーする上で必要なことに気づいてくれたようです。
その中で、技術面では「止める・蹴る」の正確性。これは基礎トレーニングで習得できるものですが、トレーニングとしては単調なメニューになってしまうものがほとんどです。このような練習に対して、真剣に取り組む姿勢が少ないのが、今の上宮太子。当然これでは勝てるチームになれません。
そしてサッカーで非常に重要な要素となる「走る」がまだまだ足りません。最近では、「相手の方が走れる」が当たり前のようになってしまっています。当然これでは勝てるチームになれません。
止める・蹴る・走るをどこまで頑張れるか。特に今の2年生には、それに取り組む姿勢から見直してほしいと思います。
1年生は、少しずつクラブの動きに慣れてきたと思いますが、慣れてしまったがために、動きが緩慢になったり、視野が狭かったりして動けなかったりする者が多くなってしまいました。トレーニング以外の部分で注意をされることも増え、気を引き締め直してもらわなければならないことも起こってしまいました。
選手権予選まであと約3週間。3年生にとっては締めくくりの大会です。全体が一丸となって、3年生のためにチームが結束しなければならない時ですが、まだまだチームは一つになれていません。
今が気持ちを入れ替えるチャンスです。
今日の反省をどこまで生かせられるか、楽しみにしたいと思います。
高槻北高校のみなさま、本日はありがとうございました。
【試合結果】
0-6(0-2.0-4) ※40分×2