8/30(日)、金剛高校にお招きいただき、練習試合を行いました。
昨年に同じタイミングで3部に昇格し、今年のリーグ戦でも上位を維持している金剛高校との対戦でした。
試合開始直後に致命的なピンチを迎え、なんとか脱する立ち上がりに。その後も守備に回る時間が続くも、中盤で奪って、前線の空いたスペースに抜け出したところからチャンスを作るも、シュートまではなかなか至れませんでした。その後、DFからGKへのバックパスを相手FWに狙われて失点、またPKを与えての失点などミスからの失点となってしまいました。
後半も相手の方が支配率は高まる中、なんとか攻撃しようとするも、決定的なチャンスで決めきれないシーンがいくつかありました。前半のミスを取り返したいところでしたが、中盤でボールを失うシーンが目立ち、良い形での攻撃は少ない展開となってしまいました。
ミスからの失点となってしまいましたが、それを跳ね返すだけのメンタルもありませんでした。確かに致命的なミスでしたが、それを味方でカバーしてやろうという雰囲気もなく、イライラした感情のままゲームを続ける者もおり、チームとして戦術をもって戦おうという姿勢が壊れてしまいました。結果、個人技に頼って孤立した攻撃となり、相手にとって驚異を与えるようなサッカーはできていなかったと思います。
その点、B戦に出場したチームの方が、チームとして練習していることを試合で活かそうという者も多く、みんなで声を出し合って良い雰囲気で試合をしていました。技術に関係のないところで身体を張ったり声を出したりする者が多く、見ていておもしろいと感じる試合をしてくれたように思います。
レギュラーとして試合に出ている者には、今日のB戦のような雰囲気でサッカーに取り組んでいるものは少ないです。逆にレギュラーでない者の方が、練習や試合前のウォーミングアップから、良い雰囲気や姿勢で臨んでいます。
今現在、レギュラーとして試合に出場している者は、特徴があるから試合に出場しているわけですが、メンタル面ではまだまだ補わなければならない部分がたくさんあります。
今日のような試合への入り方や試合中の姿勢では、勝てるチームではありません。
チームとして良い結果を生み出したいのならば、良い取り組みが必要です。
最近は朝練も行っており、練習後も居残ってトレーニングに励む者も増えてきました。しかしながら、どれだけボールタッチが上手くなり、フィジカルが向上しても、これらを支えるメンタル面がしっかりしないと、本来の力を発揮することはできません。
今となっては、2年も3年も同じような壁にぶつかっています。
選手権予選まであと2週間。チームとしてどこまで成長できるか。
そのためには、個人が自分と向き合う必要があります。
今日がそのきっかけになってくれることを臨みたいと思います。
金剛高校のみなさま、本日はたくさん試合をしていただき、ありがとうございました。
【試合結果】
A戦:0-2(0-0.0-2) *35分×2
B戦:3-1(0-0.1-0.1-1.0-0.1-0) *25分×5